他のDIARY
先日カフェで食べた鶏そぼろとゴマだれの冷たいフォーが
美味しかったので再現してみました。
お米の粉で出来たベトナムの麺フォーはポピュラーな食材に
なってきたので、近所のスーパーでカンタンに手に入りました
冷麺にしたフォーの上に鶏そぼろをのせて、その上に刻んだ
青シソとショウガを飾り、松の実と枝豆を散らしてゴマだれを
かけて完成です。
ツルツルした食感のフォーとコクのあるゴマだれと爽やかな
青シソの香りが食欲をそそります。
松の実や冷凍の枝豆は常備できるので、彩りや食感をプラス
したい時に、何かと重宝します。
楕円の器は容量があるのにスッキリ見えて場所もとらないので
麺類を盛る時もよく登場します。


吉祥寺にある輸入玩具店NIKITIKIさんの店先にシャボン玉を作るクマさんがいて、ここを通る度に
立ち止まって見上げてしまいます。
自動で手が動いて持っている石鹸水にストローをつけて、口にもっていくとシャボン玉ができる
仕組みですが、上手く飛ばす時とそうでない時があって機械的な感じがしないのがいいのです。
店内はヨーロッパの選りすぐりの玩具が並んでいて、インテリアとして側に置いておきたくなる
ような美しいものばかりです。
作り手の愛情が感じられる自然素材のシンプルな玩具を見ているだけで、創造力が湧いてくるので
用がなくてもフラフラ覗いてしまいます。
写真のイタリアの子供用バブルバスソープとタオルの指人形とネジを巻いて泳ぐカエルは近所の
雑貨屋さんで甥のバースデープレゼントに買ったものです。
男の子の玩具を選ぶのは難しいですが、お風呂でよく遊んでくれているようでよかったです。


猫イベントの時に持ち帰れなかった荷物をとりに、Will cafeさんへ行きました。
素敵なショップや雰囲気のある家が並んでいる国立の桜並木を久しぶりに歩いたら、どこか外国の
街を歩いているようで華やいだ気分になりました。
ラベンダーカルピスとブルーベリーケーキを頼んで、Will cafeさんがイベント直後にイギリスと
スペインを御夫婦で旅した時の写真を見せてもらったり、コッツウォルズ地方のハチミツ色の
可愛らしいレンガの街の話を聞かせてもらったり・・・
イギリスの花の種やスペインの切手市で仕入れたという蝶の切手、チーズとバジルのクッキー
杏のショートブレッド、Will cafeさんに来ると欲しいものがいっぱいで迷ってしまいます。
あれこれ選んでホクホクしていたら、帰りにイギリスのお土産と黒糖とショウガとブルーベリーの
ケーキを沢山頂いてしまいクラクラしてしまいました。
幸せな旅のカケラとじんわり美味しいお菓子をありがとうございました!!


夏の初めにTさんから届いた暑中見舞のポップアップカードをずっとテーブルの上に飾っています。
ひまわり、すいか、ラムネ、金魚、蝉、花火・・・
懐かしい夏がつまった小さな世界を眺めていると、子供の頃の夏を思い出します。
近所の子と日暮れまで遊んだプールの匂い、ふと見上げた真っ赤な夕焼け、縁側で種を飛ばしながら
食べたスイカ、ひとつひとつが鮮明に記憶の中に残っています。
黒猫と花火のガラスの箸置きはKさんの北海道のお土産です。
北海道好きのKさんは昨年も小樽できれいな薄紫色のガラスの花瓶を買ってきてくれました。
その時、聴かせてもらった胡桃の木箱のオルゴールの音色もガラスのように澄んでいて綺麗でした。


  メールソフトがトラブルの為8月24日〜25日(14:00)
  頂いたメールを見る事が出来ませんでした。
  御迷惑おかけして申し訳ございません。
  もし、この間にメールくださった方がいらっしゃいましたら
  再度メールくださいませ。
  どうぞ宜しくお願いいたします。

夕方、友人Mさん宅にお邪魔しました。
MさんはWebの学校に通っていて、プロのWebデザイナーを目指して
いるのですが、学校の事やWebの情報など色々教えてもらって
とても参考になりました。
基本的なことや概念がわからないままコンピューターで仕事や
ホームページをやっているので、なんとなくいつも不安な気持ちに
なってしまうのですが、いろんな人に助けられているなぁと
日々実感しています。
Mさんが作ってくれた豚肉とマイタケの温かな汁でいただいた素麺が
ジーンと心にしみました。


まだ明るい夕方、日傘をさしてぶらぶら歩くと西日に照らされた影が石畳に現れ
ヒグラシの鳴く境内へ招かれるように伸びていきました。
小さな池には青い空が静かに浮かんでいて、金色の鯉が光と戯れるように弧を描がき
キラキラと反射する水面を見ていたら、催眠術をかけられたような不思議な気分
橋を渡ると木陰で微睡んでいる猫が、うつらうつらと夢と現実を行ったり来たりしています。
規則正しく並べられた柄杓も流れる水の音も、緩やかに時を紡いで昼と夜を繋ぎはじめました。
影絵の私も少しずつ傾きながら日暮れに向かって、ゆっくりと加速していきます。
夏の長い一日
遠くまで響き渡るヒグラシの声と一緒に、溶けあった景色をゆうらりと彷徨いました。


友人Tさん宅で心のこもった手料理を御馳走になりました。
美味しい料理をいただきながら、お昼に集合した学生時代の友人3人と気がついたら朝まで
お喋りしていました。
Tさんは公園に隣接したとても綺麗なマンションに住んでいるのですが、4階のベランダから見える
緑が爽やかで、心地よい暮らしをしています。
リビングは2つのベランダに囲まれていて、インテリアは柔らかな色で統一されています。
映画好きのTさんが集めているパンフレットがガラスのテーブルの下に積まれていたり、玄関の
シューズボックスの上がワイン置き場になっていたり、Tさんの趣味や暮らしぶりがうかがえて
キョロキョロしてしまいました。
学生時代の友人達とは定期的に会っているのですが、大きな声でよく喋る私達は外で会うより
誰かの家に集合することが多くなりました。
それぞれの家を順番に回って、夜通しお喋りというのが最近のスタイルです。
よく話が尽きないなぁと感心してしまいますが、お婆ちゃんになっても変わらずにずっと続いて
いきそうな勢いです。
Tさんどうも御馳走様でした!!

キャットシッターTさんが残していってくれたレポートの側に
フェルト玉のようなものがあって、なんだか気付かずにそのままに
しておいたのですが、よく見たらネネの毛だと分かって驚きました。
柔らかな白い毛に少しだけ黒い毛が混じっていて、ちょうどネネの
毛色を混ぜた淡いグレーです。
ちっちゃなフワフワのまるい玉を手の平で転がしていると
かわいくて愛おしくなりました。
帰省中、ネネは外に出ていないということもありますが
毎日コーミングしてもらっていたので、とても綺麗な猫に
変身していました。
ただのゴミとしか思っていなかったネネの毛ですが、ちょっと反省
してマッサージ効果のあるクシを購入することにしました。

帰省している間キャットシッターのTさんにお願いして、ネネの
お世話をしてもらいました。
毎日家に来ていただいて、食事の用意やトイレの掃除
マッサージ効果のあるクシでコーミングしてもらったり
ねこじゃらしで遊んでもらったり・・・
私が留守の間、ネネは気持ち良く過ごせたようです。
毎回レポートを残していってくださるのですが、客観的にネネの
ことを知ることができて楽しく読ませてもらいました。
レポートによるとネネは力強い頭突きや熱烈なスリスリ・・・
女心をつかむ技を知っていると書かれていて笑ってしまいました
Tさんはレポートとは別にお手紙を残してくださって
ネネにマタタビの木をプレゼントしてくださいました。
ネネは今朝もペロペロ舐めて元気に外へ出掛けて行きました。
Tさん本当にどうもありがとうございました!!


母と愛知万博に行ってきました。
凄い人と猛暑でクラクラしてしまいましたが、広大な会場を1日中歩き回りました。
日本館や企業パビリオンはどこも3、4時間待ちで並ぶ気力がなかったので、主に外国館を
見てまわりました。
アメリカ、カナダ、オランダ館は映像が凝っていて、見応えがありました。
オーストリア館ではカフェでザッハトルテをいただきました。
ウィーンを旅した時、ザッハホテルで食べて以来大好きなケーキですが、中に挟まれた杏ジャムと
サクッとしたコーティングのチョコレートと甘くないホイップクリームが絶妙で美味しかったです。
ロシア館ではマンモスや沢山のマトリョーシカが展示されていました。
お土産に5ピースの可愛いマトリョーシカを買いました。
各パビリオンではパンフレットやポストカード、バッチなどが貰えるのですが、ロシア館では
CDを配布していました。
ワールドスタンプパスポートというのがあるようで、スタンプを集めている人がけっこういて
スタンプ好きにはちょっと羨ましかったです。
チェコ、ポルトガル、アイルランド、インド、東南アジアの国々はすぐに入場できて、各国の
工芸品やファーストフードが面白くて、今まで関心がなかった国に興味を持つことが出来ました。
各ゾーンを結ぶバリアフリー設計の空中回路には様々な乗り物があって、一番乗りたかった
ゴンドラで地形を生かした会場の造りを上から眺めました。
森林体感ゾーンにあるサツキとメイの赤い屋根が見えて、ゴンドラの中の人達と一緒に喜びました。
自然の叡智と循環型社会をテーマに、環境や分明、文化を考える今までにない博覧会でした。


今年のお盆休みも郷里の福井で両親とゆっくり過ごしました。
姪や甥も私がいる間、ずっと泊まりがけで来てくれたので、一緒に庭の小さな畑で野菜や
ブルーベリーを採ったり、近くの公園を散歩したり、幼馴染みのKさんと子供達と遊んだり
妹の車でショッピングセンターやカワイイ喫茶店へ出掛けたり・・・
賑やかな夏でした。
甥はお正月に会った時、まだ少しの単語しか話せなかったのに、ものすごくお喋りになっていて
姪も身長が伸びて、すっかりお姉さんになっていました。
2月頃に何処からともなくやって来たトラ猫のトラさんが実家に居着いて、黒白猫リリーと
寄り添って夫婦きどりには、思わず笑ってしまいました。
郷里での日々は同じような繰り返しですが、毎回驚かされることがあって新鮮な気持ちになります。
これからどんな風に変化していくのか楽しみです。


明日から17日まで帰省します。
その間ダイアリーも1週間程お休みさせていただきます。
時々、ダイアリーを楽しみにしていますとメールをいただくことがあるのですが
とりとめのない自己満足な話におつき合いいただき、恐縮しつつも嬉しく思っています。
変わりばえのない毎日ですが、アンテナを立てていると ちょっとした発見や心が動かされる事は
日常の中にけっこう転がっていて、拾い集めて写真と一緒にここで紹介することは
今では私の生活の一部になっています。
見てくださる人の存在に背中を押されて、日々宝探しをしているような感じです。
郷里の福井でも綺麗な景色を沢山撮ってきたいと思います。
またここで紹介しますので、お暇な時にでも覗いてみてください。
厳しい暑さが続いていますが、お身体に気をつけてお過ごしくださいね。
では又!

ハワイを旅した時に南国らしい柄の布をあちこちで見かけました。
細長い布は水着の上から腰に巻いたり、いろんな巻き方をお店の人に
教えてもらいました。
値段も手頃だったのでお土産に何枚も買ったのですが、お風呂場の窓に
ちょうど合う大きさだったので、アルミの洗濯ばさみで簡単に吊るして
カーテンとして長年使っています。
光に透けたハイビスカスが楽し気で、古いお風呂場が たった一枚の布で
明るい南国の雰囲気になっています。
下の写真はハワイで撮った写真です。
青い空と綺麗な海と白い砂浜、ホントに楽園でした。
バニラアイスが中に入っている かき氷も、車のナンバープレートにも
虹があって、ステキな発見が沢山あった事を思い出しました。


個展用に制作した陶の家とお城のイラストを玄関のシューズボックスの上に飾りました。
とても気に入っている作品なので、ちょうどいいスペースがあってよかったです。
陶の家はどれも屋根が外れるようになっているので、お香を入れたり玄関のカギを入れたり
並びかえて遊んだり、日々変化しながらそれぞれの場所で小さな街を形どっています。
大きな家にはライトが入っていて、灯をつけると窓から光がこぼれて、家々に影をつくります。
昼とは違う雰囲気の奥行のある街が現れて、玄関ごと温かな光に包まれます。
個展の時、この街の一番人気は三角屋根の一番小さな家でした。
最初に作ったので、この家だけがまだ上手く作れずに屋根が固定されているのですが
気が向くまま のんびり作ったそれぞれの家にも、何かしら ちょっとしたエピソードがあります。
元々この家を作るきっかけになったのも、陶芸教室で作品を制作した後に残った粘土で
毎回小さな家を作られる方がいらして、粘土を大切に扱っている姿に魅せられたからでした。
これからもこの家シリーズは気長に続けていくつもりですが、制作過程も作品のストーリーに
なるような、思い出のつまった街に広がっていけばと思っています。

飛田和緒さんの料理本の中にあった即席カレーを作ってみました。
とてもカンタンで美味しかったので、ちょっと紹介します。
ニンニクとショウガのみじん切りをバターとオリーブオイルで
炒めて、粗みじん切りのタマネギを透明になるまでいためます。
カットしたトマトをかなり多めに入れて、しんなりしたら
水を注ぎ入れ、コンソメとローリエ、コンビーフを加えて
15分ほど煮込みます。
最後に炒めたナスとカレールーを入れて完成です。
コンビーフを使うので肉を煮込む時間が短縮され、ショウガの
爽やかさとトマトのさっぱりした甘酸っぱさが、食欲が落ちる夏に
ピッタリのカレーです。


忙しくてプランターも花壇もほったらかしですが、毎年 勝手に植物が育ってくれます。
日当たりが悪い花壇には露草が生い茂って、今年も春に小さな白い花がいっぱい咲きました。
ローズマリーやラベンダーも、まったく手入れをしていないのにとても元気です。
ポストの下にある素焼きの大きなプランターは前に住んでいた家からの付き合いで、根元で寝ている
カエルはバッファローの糞で出来ています。
水やりをする度に少しずつ溶け出して肥料になるのですが、形は変わらない優れものです。
夏に1週間程帰省する時はたっぷり水やりをして、濡れたバスタオルで根元を包むだけですが
枯れずに大丈夫なので その逞しさにかまけて、すっかり水やりを忘れていたら今年はなかなか
葉っぱが出てきませんでした。
ついに枯らしてしまったと深く反省していたら、5月の初めに新芽が出てドンドン元気になって
6年ぶりぐらいに綺麗な花まで咲かせてくれました。
家の横の空地ではドクダミやシダが茂り、その中でネネはお昼寝しています。
陽射しの強い午後は たいてい この日陰の草むらにいるようです。
人間も動物も知らず知らずのうちに緑に守られて、力を与えられているのでした。


リンクのコーナーで御紹介している建築家の関本竜太さんからオープンハウスのお知らせを
いただいたので、竣工されたばかりのお家を見学させてもらいました。
世田谷の狭小地に建つ鉄骨住宅は吹き抜けを伴った階段と、プライバシーを保護する木製ルーバー
無機質に露出したデッキプレートとパインの無垢床、そして部分的に挿入されたホワイトウッドの
羽目板が爽快なコントラストのストイックな住宅でした。
とあるクリエーターの方が施主さんということで、要望の条件をクリアするために敷地の建坪率を
余すことなく隅々まで工夫された空間は、気持ちのいい風が抜けて、木の温もりが柔らかく
どの部屋も明るい光に包まれていました。
いくつもの問題を解決しながら形になった家は、さりげないデザインの向こう側に、なにか特別な
オンリーワンを感じる心地よさが広がっていました。

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