他のDIARY
梅雨のようなお天気が続いた5月でしたが時々爽やかな
風が吹いて何処かへ出掛けたくなったり新しいことを
始めたくなったりしました。
煮詰まって かたまってしまった気持ちにも風が吹いて
ほんの少し動けたような気がします。
ダイアリーを毎日更新していると1日はあっという間に
過ぎていくのに、1ヶ月はとても長く感じます。
5月は31日あって31日分の話を探すのは大変でした。
それでも平凡な日常から、キラッとした瞬間をすくい
とるのが楽しみにもなってきました。
朝起きて窓を開けるように このダイアリーも暮らしの
中に組み込まれて 日々を繋いでいます。

今回の展示でも水張り用のパネルを額にして雑貨のような価格で
イラストを販売します。
画材屋さんで売っているパネルは小さいサイズだと300円程で
中はベニヤですが、枠の部分はけっこういい木が使われて
いるのです。
サイズも豊富で個展やイベントの時は商品を入れたりコルクを
貼ってピンでとめるボードにしたり、いろいろ活用しています。
今回はそのまま使用しますが色を塗ったり、タイルを貼ったり
彫刻刀で線やマルを彫っても面白いかもしれません。

ニワコヤさんの「ご近所コレクション」では手作りの
陶ボタンも少しだけ販売する予定です。
カラー粘土の馬とキノコとクローバーのボタンは絵具を
染み込ませたスポンジを押して版画のようなテイストに
したハガキに縫い付けました。
花のボタンはザラッとした緑のハガキに丸い消しゴムで
スタンプしただけですが、動きが出ました。
刺し子用の太い木綿糸はしっかりして、差し色にもなる
のでボタンが引き立ちます。
前に買っておいた綺麗なタグがあったのでアクセントに
ぶら下げてみたら、このまま絵のように飾っても面白い
ボタンカードになりました。

週末はニワコヤさんの「ご近所コレクション」の制作に
追われていました。
今回はイラストの他に女の子と猫の塗り絵5枚セットを
それぞれ御用意しようと思っています。
透明な袋に入れたら、ちょっと淋しかったので
ラッピングを兼ねて、ヒモの先にハート形のパスタを
結んだフェルトのブックマークを作りました。
パスタはいろんな色や形があって、案外 丈夫なので
他にも活用できそうです。
フェルトは切りっぱなしでいいので、裁縫が苦手な
私にはピッタリの素材です。
火事場の底力と素材の味に助けられて、今回も乗り
切っていますが、なかなかカワイイ商品ができました


住宅街の一角にある小さな公園、ほとんど誰もいないような忘れられてしまった場所
そんな公園の遊具にとりわけ心惹かれます。
ピカピカしたものにはない美しさがあって、塗料が剥げて色褪せた動物達はノスタルジックです
写真は雨上がりに歩道を歩いていて、路地の隙間から偶然目の端で見つけた公園
家の近くの公園はだいたい知っていると思っていたのに、まだこんなステキな場所が残って
いたことに驚きました。
やさしいピンク色になった馬、つるんと磨かれたウサギのぷっくりしたお尻
鈍い光を放っている錆びた金属部分に触れたら、遠い昔を思い出しました。

冬毛から夏毛に生える変わるこの時期は、ネネの毛も大量に
抜けてコーミングするとフワリとボールができるほどです。
耳が大きくて少し長毛のネネは洋猫の血がミックスしている
のかもしれません。
お世話になっているキャットシッターさんのサイトで
愛猫の毛でマフラーを編んだ話があって真似したくなったの
ですが、洋猫ではないので さすがそれはにムリだと思い
お財布ならできるかなと ネネの毛を集めています。
上手くカタチになるようにフェルトと絡ませて、コロンと
まるい小さなお財布、綺麗な音色のメルヘンクーゲルの鈴を
つけて、いつも持ち歩きたいな・・


歩道に大根が生えてテレビで話題になったことがありますが、近所にもアスファルトの
隙間やコンクリートを破ってたくましく咲いている花があります。
陽射しが強い日は枯れてしまわないか心配になりますが、翌日もその次の日も元気に
咲いているのを見ると凄いなぁと感心して、こちらが励まされてしまいます。
どんな環境でも自分の力で精一杯生きている姿は、たとえ名もない花でも人の心を
動かすのかもしれません。
与えられた場所が過酷でも、むしろその状況を楽しんでいるように見える道端の花に
生きる姿勢を教えてもらった気がしました。

ドイツの偉大な写真家アウグスト・ザンダーが1914年に撮った
「若い農夫」のポートレイトのポストカードはいつも何枚かストック
しておくほど気に入っています。
先日行った東京国立近代美術館のミュージアムショップにも置いて
あったので、また少し買い足しました。
ザンダーの写真は歴史に存在した人々の姿を永遠に伝えるほど
個性や特徴、職業や性格、本質的なことや時代の空気まで切り取って
いると言われていますが、この「若い農夫」のポートレイトは
リチャード・パワーズの小説「舞踏会へ向かう三人の農夫」という
小説にもなっています。
ポートレイトの裏に秘められた歴史をあらゆるジャンルから掘り
起こして、20世紀を駆け巡るスリリングな展開のストーリーらしい
のですが魅力的すぎて、じっくり読める日までとっておこうと
思っていたら、タイミングを逃して読めなくなってしまいました。
ちょっと思い出したので頭の片隅に置いておこうと思います。

ここのところ家の中も外も散らかっていて、掃除をしても
すぐに嵐のようになっています。
一番気になっていた玄関横の木の剪定と庭の草むしりを
していたら、ご近所さんがフルーツゼリーと花壇で収穫した
綿の実をくださいました。
玄関まわりを綺麗にすると幸運が入ると聞いたことがあり
ますが、さっそく福が入って びっくりです。
綿の実の中には10〜20の種が入っていて、成長が早く芙蓉の
ような花を咲かせるそうで、5月5日はコットンの日と覚えて
その頃に種蒔きするのがベストだと教えていただきました。
日陰の庭なので上手く育たないかもしれませんが
何年かぶりに種を蒔いて、願い事をするような待ち遠しい
気持ちになりました。


いつも通らない道を歩いたら、ビルの外壁に四葉のクローバーを発見しました。
畑の畦道にもクローバーがいっぱいで幸せな気分です。
そういえば時々行くスーパーも四葉マーク、図書館でも四葉の表紙の本を見つけました。
前から読みたかった「グッドラック」
54年ぶりにセントラルパークで再会する友人のお話です。
小説のような哲学書のようなファンタジーは読み手に続く物語になって
「どうしたら幸運を手にすることができるか?」
登場人物に自分を重ねて問いかけます。
こういう類の本は読むだけでパワーがつくので、けっこう好きです。
毎日のようにダイアリーのネタを探しをしていると、スーパーの四葉マークもある日突然
愛おしいものになって、ハッピーの欠片がそこら中に散らばっていることを教えてくれます。

藤田嗣治展最終日の今日、滑り込みセーフで東京国立近代
美術館へ行って来ました。
1時間待ちでなんとか入れましたが凄い熱気で、全画業を
回顧する待ち望まれた展覧会だった事が伺えます。
すばらしい乳白色と評される絵肌は陶磁のような質感で
本当に美しくて、人の温もりを感じる温かな白でした。
その輝く滑らかな白い肌に簡潔で調和のとれた繊細な線が
流れるように描かれていて、優美で幻想的な世界へ引き
込まれました。
力量を感じさせるダイナミックな作品やトレードマークの
モチーフの裸婦や猫、晩年の子供をテーマにした作品
すべてに独特のニュアンスが感じられ、美しいだけではない
謎めいた奥行を感じます。
20年代にパリで生み出された日本的な技法はいまだに完全に
解明されていないそうで、華やかなパリでの伝説や戦争責任
光りと影に色濃く縁どられた画家の生涯が長い年月を経て
多くの人に受け入れられ、冷静に評価された展覧会でした。
帰ってからもカタログを見て、隅々まで自在に走らせている
緊張感の切れない細い線に見入っています。


強い陽射しに目が覚めて、窓を開けると爽やかな快晴
直売所にちょっと野菜を買いに出かけたつもりが、またまた寄道してしまいました。
あちこちの桜の木の下に小さなサクランボが沢山落ちていたので、無心になって拾ったり
いい香りがする白い花の木の下でチクチクした実を観察したり、先へ先へと進むうちに
雲行きが怪しくなって強い雨が降ってきました。
近くの森のギャラリーさんで雨が弱まるのを待つために、ドリアを注文
魚介類がゴロリといっぱい入ったトマト味のドリアはまたすぐに食べたくなる美味しさでした
帰りに交番の前にヤツデの葉っぱが落ちていて、なんだかとても綺麗だったので撮影
直売所にも寄ってヤングコーンとカブを買って帰りました。
今日も何もしないで1日が終わりそうです・・


空き瓶に麻ヒモやラフィアを巻いて花瓶にしました。
資源ゴミに出す前にちょっと遊んでみたのですが、面白くなって沢山作ってしまいました。
瓶に両面テープを貼っておくとヒモが巻きやすくなり、上下のヒモは輪ゴムで何ケ所か
留めると安定します。
色や素材の違うヒモをアクセントに少し入れたら、なかなかステキな花瓶になりました。
道端の可愛らしいお花を摘んで、それぞれ似合いそうな花瓶に飾ったらテーブルの上が
野原のようです。
部屋がパッと明るくなってウキウキしてきました。

アオサンさんのパンを買いに仙川までスタスタ歩きました
雨上がりの道端にはドクダミの白い花や鮮やかな紫色の
花が咲いていて立ち止まって撮影したり、お目当ての
パンが売り切れてしまったら困ると思い足を早めたり・・
お昼を過ぎていたのにゴルゴンゾーラピカンテハチミツ
クルミ、チキンサンドとベジサンドが残っていたので
後ろに並んでいる人達に申し訳ないと思いながら、最後の
ひとつを全部買い占めてしまいました。
朝食用のカンパーニュとおやつのラスクもしっかりゲット
できてホントにラッキーでした!

陶芸教室へ行ったら、三日三晩かけて高価な赤松で先生に焼いて
いただいた穴釜の器がありました。
手びねりの歪なカフェオレボウルですが、いい感じに灰がかかって
綺麗な焼き色がついて、嬉しくて帰ってから何度も日本酒で
磨いています。
うっすらとかかった自然釉は使うほどに艶が出るので、これから
どんなふうに変化していくのか楽しみです。
ほっこりしたこの器で、これから毎朝たっぷりミルクティーを
飲もうと思いますが、スープや具の多いお味噌汁、お浸しや丼
素朴でシンプルな土ものの焼き締めの器は、どんな料理も美味しく
演出してくれるので、心強い味方を得た気分です。


5月だというのに雨と曇りの日が続いて、薄曇りの空に覆われた太陽を見上げると
このまま厚い雲に覆われて、梅雨になってしまうのではと心配になります。
昨日は久しぶりに晴れたので、溜ってしまった洗濯物を一気に片付けました。
貴重な晴れ間を有効的に使おうとカメラを持って外へ出ると、美しい瞬間がいっぱいです。
蜘蛛の巣に捉えられた雨粒、カタバミの群生の中で寄り添う小さな二つの花、こぼれるほど
つぼみをつけた甘い香りのミカンの花、あちこちに咲く花大根の紫の花が手招きするように
風に揺れています。
落ちてしまった梅の実をしゃがんで見ていたら、アリが忙しそうに横切っていきました。
グラデーションになったレタス畑、キャベツ畑にニョキッと咲いたキャベツの黄色い花が
クジャクの羽根のように誇らし気です。
スカッと晴れたら何処か遠くへ出掛けたいな・・

昨日はニワコヤさんの3人展にも出掛けました。
辻恵子さんの切り絵は昔から大好きなので、間近で拝見
できて心が踊りました。
布に絵を描いて小物を作られる来美希子さんの作品は
繊細で凛とした存在感があって、Classicoさんの手作り
石鹸は全部買い占めたいほど素敵でした。
それぞれ まったく違うのに、この場所で隣合いたがって
いたんだなと思わせる密やかな世界をつくり出していて
贅沢な空間に立ち会えたことを幸せに思います。
次はいよいよニワコヤさんのご近所展、DMをたくさん
頂いて、かなり焦っています。
伸び伸びした楽しいイラストや雑貨を御用意できたら
いいのですが・・
写真はニワコヤさんに置かれている他のギャラリーのDM
とClassicoさんのおまけの石鹸です。
なかなかギャラリー巡りができませんが、個性的なDMを
眺めているだけでも充分伝わるものがあります。


神代植物公園のバラフェスタがはじまり今日は夜の8時まで開園されて、ライトアップや
オープンカフェ、ラテンギターの弾語りコンサートがありました。
都内で最大といわれる5100株のバラ園は、ヨーロッパの宮殿庭園のような雰囲気で
日が沈む頃は、ますます幻想的な美しさに包まれまれました。
帽子にバラの花をつけた黒マントの綺麗な女性が、すうっと横切って行ったので
思わず追いかけてしまったのですが、バラのガイドさんだったのかもしれません。
真っ赤なバラの前で佇んでいた後姿に魅了されて、江戸川乱歩の世界を彷佛しました。
バラの香りのひんやりした空気にラテンギターの音が冴え渡り、純粋無垢なエネルギーに
満ちた歌声のアマポーラが、こだまするように いつまでも頭の中でリフレインしています。
普段は5時に閉園してしまうので めったに体験できないことに遭遇して、うっとりしたり
ときめいたり、心細くなったり、幸せな気持ちになったり・・
夜の植物園はドラマに溢れていました。

展覧会やショッピング、お気に入りのパン屋さん、植物園
出掛けたい所が沢山あったのですが、スッキリしないお天気に
気分が乗らず、おとなしく家で本を読んで過ごしています。
図書館で借りた本はすべてアタリで、面白くて一気に読んで
しまいました。
仕事の締めきりや気になる事、気持ちが落ち着かないと時間が
あっても なかなか本を読む気になりませんが、ここ数カ月は
まさにそんな精神状態だったように思います。
普段の暮らしに何かが足りない気がして、それは本を読む事
静かな時間を持つ事、立ち止まってちゃんと休む事でした。
雨降って地固まる?
雨のお陰でようやく地に足が着いた気がします。


駅前にとびきり美味しいイタリアンのお店があって、ときどきランチを食べに行きます。
先日、自家製チーズとトマトのスパゲティに感激していたら、お店の人が簡単なカッテージ
チーズの作り方を教えてくださいました。
60度ぐらいに温めた牛乳1リットルに酢70cc程(レモン汁でもよい)加えて、かき混ぜ
10分程おくと白い塊と乳清に分離するので布でこします(とても細かいので手拭などで
こさないと溶け出してしまうかもしれません)
布の口を持って何度か水につけて すすぐと酢の酸味と匂いが抜けて美味しくなります。
後は布に包んだままザルの上に置いて自然に水をきります(かたくしぼりすぎるとゴワゴワ
した口当たりになってしまうので注意)
カッテージチーズは市販のものをよく買うのですが、淡白で癖がないのでオムレツやサラダに
入れたり、たらこスパゲティーに加えてコクをだしたり、たっぷりのかつお節とトマトとあえて
醤油をたらして食べるのも好きです。(三つ葉を入れるとさらに美味しい!)
クリーミーなフレッシュチーズがこんなに手軽にできると思っていなかったので驚きました。
りんご酢や塩、生クリームを加えてオリジナルチーズを作ってみるのも面白そうです。
冷蔵庫で2〜3日もつようですが早めに食べた方がよいと思います。
今日は牛乳が安かったので、また作ってしまいました。
しばらくハマりそうです・・


毎日、畑の畦道を歩いて散歩に出掛けます。
農家の人以外ほとんど誰も通らない道にはレモンバームやミントが自生していて、私以外に摘む人が
いないのが、もったいないです。
野川へ行くか深大寺方面へ行くかレモンの香りの葉を一枚摘んでから決めるのですが、この季節は
欲張って両方ぐるりとまわることが多くなりました。
時間がない時は近くの直売所6軒を覗くだけですが、少しでも土の上を歩くと、大地のパワーが
直接伝わり、解き放されるような感じがします。
直売所には今年最初のズッキーニが並んでいて嬉しくなりました。
レタスは4種類もあって迷ってしまいますが、セクシーな大根とトマトの苗を買うことにしました。
セロリのような香りがするトマトの葉っぱは窓辺のグリーンとしても楽しめそうです。
竹薮の山椒がここのところの雨で ずいぶん大きくなりましたが、木の芽を摘むのも相変わらず
私だけで、ホントにもったいないなぁと思います。

先日、久しぶりに陶芸教室へ行ったら前に作っておいた
春色のボタンが焼き上がっていました。
四葉のクローバーとキノコと馬と花・・・
お菓子みたいなスイートなボタンです。
陶芸作品はシックな色味を好んでいましたが、ボタンは
これくらいカラフルでもいいかもしれません。
またカラー粘土の見本を先生に見せていただいて
ターコイズを追加注文しました。
沢山できたので何個かハガキに縫い付けてイベントの
商品にしようと思っています。
見ているだけでハッピーな気持ちになれる可愛いボタン
遠くの人にもお届けできたらいいな・・

近所の竹薮に大きなサンショウの木があります。
今年は木の芽を沢山摘んで、カラカラに乾燥させて
すり鉢で細かくしてからフライパンで焼いたサラサラに
した塩と混ぜて、サンショウ塩を作りました。
天ぷらやフライにパラパラかけたり、焼き魚の振り塩に
すると生臭さがとれて、香りよく焼けます。
カンタンに作りおきできて、1年中香りが楽しめるので
窓辺のローズマリーとパセリでも作ってみました。
この塩がちょっとあると肉や魚、ジャガイモ料理、サラダ
いろいろ役立ちます。
色が同じで迷いそうなので、サンショウは木のボタン
ローズマリー&パセリは葉っぱのボタンを目印にしました


打ち合わせでクロワッサン編集部へ出掛けました。
以前Hanakoのマネーの連載ページでお世話になっていたので、マガジンハウスへはよく行きましたが
最近はほとんどFAXかメールで打ち合わせなので久しぶりです。
歌舞伎座の裏にあるピンクのお洒落なビルのガラスの入口にはポパイとオリーブが描かれていて
トイレのマークもポパイとオリーブです。
世界中の最新号のファッション、インテリア雑誌850種類が誰でも自由に閲覧、コピーもできた
ワールドマガジンギャラリーとカフェがなくなってしまって残念でたまりません。
学生の頃はお金がなくても必ずオリーブは買っていて、マガジンハウスは憧れの出版社でした。
編集者やデザイナー、アートディレクターの方々がホントにお洒落で、変な格好で打ち合わせに
行ってしまって ちょっと反省・・
帰りにデパートで奮発して麻のジャケットとパンツとブラウスを買いました。
何処か出掛けたら何か食べてかえるのが ささやかな楽しみですが、今日は四国の天おろしぶっかけと
アフタヌーンティー・ティールームでストロベリーチャイをいただきました。
だしのきいた腰のあるうどんと素焼きのカフェオレボウルに たっぷり注がれた濃厚なチャイで
連休明けのぼんやりした頭と身体にエンジンをかけました。

普段は ほとんどお化粧をしないので、せめて髪だけでも
綺麗にしようと美容室には毎月行くようにしています。
今日はカラーリングもしたので一気に雰囲気が変わって
軽やかになりました。
私がお世話になっている美容室は青山の骨董通りにある
マンションの一室で、美容師のWさんがお一人でされて
いるので、友達の家のようにくつろげます。
ステキなカップでコーヒーをいただいたり、お喋りも
楽しくて、かれこれ15年の付き合いです。
頼りになるお姉さんのような存在のWさんは、ものすごく
カットが上手くて、不格好な頭をいつもカッコよくして
くれるので、ずいぶん救われています。
今日の髪型は仕上げに太いカーラーで裾を縦巻きにしな
ければいけので、何度も巻き方を教わりました。
せっかく女らしくしてもらったので、少しはお洒落
しようと思います。


この時期は1週間単位で花の見頃が変わってしまうので大忙しです。
神代植物公園はツツジとボタンがピークで、来週末にはバラとシャクヤクが咲き誇りそうな
勢いでした。
色鮮やかな花が段々畑のようにびっちり連なるツツジに囲まれて、ほんの一時
お姫さま気分を満喫
様々な品種の中で、ブルーピーターという紫色のツツジが珍しくて優しい色合いが
素敵でした。
お気に入りを見つけたり、花の名前を知るのが密かな楽しみですが、美人の代名詞の
ボタンとシャクヤクは 百花殿、紫雲閣、島大臣、白宝、桜エビス、長寿楽、白王獅子・・・
これでもかといった名前がつけられていて笑ってしまいました。
ボタンとシャクヤクの違いを今まで知らなかったのですが、ボタンは樹木でシャクヤクは草
なのだそうです。
シャクヤクはボタンの後に咲き、根は鎮痛作用があるため漢方薬に用いられていて
漢字で書くと「芍薬」天はニ物を与えたのでした。

昨日はよく歩いたので朝起きるのが一苦労でした。
いつの間にかカウンターが3万になっていて嬉しくて
何度も確認しています。
ドタバタしていたのでカウンタープレゼントを考えて
いなかったのですが、落ち着いたら何か企画しますね!
昨日の横浜中華街では新聞やチラシを配布していたので
コラージュ制作用に沢山いただいてきました。
駄菓子の包み紙も面白いのがあって創作意欲が湧きます
中国ならではの色とデザインの缶に惹かれてジャスミン
ティーとライチ紅茶も買いました。
お茶好きなので種類と缶が増えるのが楽しみなのです。


友人達と横浜へ遊びに行きました。
いいお天気でゴールデンウィークということもあり、多くの人出で賑わっていました。
まずは山下公園の芝生に座って海を眺めながら軽食、氷川丸、ベイブリッジ、マリンタワー
カモメが飛び交う海沿いの景観は本当に素敵で、うっとりです。
すぐ近くの横浜産貿ホールで「人体の不思議」展を見てから、中華街にくり出して
色鮮やかな異国情緒を満喫しました。
雑貨や食材、いろいろ買物してから飲茶のコース料理を堪能してお腹いっぱいです。
ライトアップされた赤レンガ倉庫やみなとみらい、コスモワールドも とても綺麗でした。


台所には小さな小さなドアがあります。
棚を置いてしまったので ずっと閉じたままでしたが、棚の後ろに落としたものをとるために
先日初めて開けてみました。
不動産屋さんに渡されたカギの束にあった年代物の真鍮のカギ、気に入ってペンダントに
していたのが、どうやらこのドアの外側のカギだったようです。
カギ穴を見たら錆びてダメになっていたので、後から付けられた内側のカギから開けました。
この家は青森に住む大家さんの息子さんと娘さんが 東京の大学に通う為に建てられた家だと
聞いたことがあるのですが、長い間閉ざされていたドアから入る光と風から当時の空気が
感じとれました。
巡り巡って今は私がこの家の住人となっていることの不思議
懐かしい昭和40年代に戻って記憶を手繰り寄せると、ここに繋がっていたような気がします。
役に立たなくなったカギも いい具合に古びた家も、想像力とインスピレーションを刺激して
ここでの暮らしが「私」を創ります。

友人宅で、さりげなくカフェオレボウルで出された
抹茶のおもてなしが忘れられなくて、自分でも気軽に
抹茶を点ててみたいと思っていました。
先日デパ地下で出会ったKOOTSというお店の茶せんと
抹茶は初心者の私には丁度いい感じです。
お店の人に頂いた「おいしい抹茶の点て方」を見ながら
あらかじめ温めておいた器にティースプーンで軽く
1杯の抹茶を入れて、80℃以上のお湯を60cc程注ぎ
抹茶を練るように器の底を叩きながら混ぜ
次に手早く「い」の字を書きながら手首のスナップを
使ってよく混ぜ合わせ、表面にほどよく泡が出てきたら
泡をなぞるように上下させて繊細な泡をつくり
最後に中心に泡の山が浮かぶように仕上げるそうです。
あんまり上手く出来ませんでしたが、抹茶の緑が綺麗で
とっても美味しかったです。
不格好な自作の器が様になっているのも嬉しいっ!

1年で最も爽やかな5月
ゴールデンウィークということもあり、のんびりした雰囲気で
スタートしました。
ここ数日で気温がグンと上がったのでガスストーブを片付けたら
部屋が広くなって、気分もスッキリです。
思いっきり窓を開けて風を感じながら、素足で歩き回わりました
いつもの散歩道も春と初夏の花が寄り添って、気持ち良さそうに
風に揺れています。
直売所には採れたての瑞々しいレタスやフキが並んでいて
お花のコーナーにはスズランもありました。
小さなブーケをひとつ連れてかえって、窓辺に飾ったら
5月の清々しい香りが広がりました。
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