他のDIARY
今日で一番大好きな4月が終わります。
忙しくてネタも無かったのですが、どうにか毎日更新
できて、ステキなことを沢山見つけられて よかったです
今月もアトリエnにおつき合いくださって
どうもありがとうございました!
ゴールデンウィーク前半は頑張ってお仕事していますが
後半は楽しい予定も ちょっぴりあって励みになります。
今月はネネも私も珍しく病院のお世話になったり、
いろいろありましたが、今まで先延ばしにしていた事を
見直せました。
身体や心のサイン、ついつい見逃してしまいますが
きちんとキャッチできる環境を整えていきたいです。

Hさんに個展の時に差し入れで頂いたイチゴの缶に入った
フルーツゼリー、種類豊富なゼリーも最高でしたが
イチゴが1列に並んでいる缶にはお店の名前など一切
なくて本当にシンプルです。
ここまで潔いものに出会うと感動してしまいますが
Hさんも個展の時にお友達に頂いたそうで、それ以来
気に入って手土産にしていると言っていました。
お菓子の空き箱や缶は細々したものを保管するのに
重宝するので とっておきますが、この缶はたぶん一生
手許に置いておくと思います。
白地に真っ赤なイチゴ、完全にツボを押さえられました。


ここ数カ月仕事がたて込んでいて、ゆっくり本を読んでいませんでした。
窓際のゴムノキも水をやり忘れてグッタリしていたので、慌てて水をやりました。
ネネも愛情不足でちょっと不貞腐れています。
コーミングしたり長い時間膝の上に乗せてあげたり、少しだけネネの御機嫌をとりました。
図書館で借りた桐野夏生さんの本、締めきりがあるのに一気に読んでしまいました。
桐野さんの本はハードすぎる気がして今まで読まなかったのですが、朝日新聞の朝刊の連載が
面白くて、共感できるリアルさや力強さやキラリと光る魅力があって他の本も読んでみたく
なったのです。
本を読み終わった深夜、ネネは丸まって夢の中でした。

胃の上のところが腫れている感じがするので病院へ行ったら
食べ過ぎの注意と腹筋をするように言われてしまいました・・
心配ないそうですが、念のためにレントゲンと血液尿検査を
しました。
病院へ行ったのは実に5年ぶりぐらいです。
薬を飲むことには抵抗がありますが、40才を過ぎたので
これからは病院と上手に付き合おうと思います。
診察が終わったのがお昼時だったので、病院の食堂で
食べてかえったのですが、カロリーと塩分控えめのヘルシー
定食や豪華な洋食などあって、本格的な味でした。
暗いイメージがあった病院ですが、絵が沢山飾られていて
看護婦さん達がとても親切で、明るいイメージに変わりました


雨上がりの神代植物公園、若葉がキラキラして緑がグングン成長していました。
バラはまだですが百花の王といわれるボタンが開花して華やかです。
手入れのいき届いた花壇には色別に可憐な花が可愛らしい配色で並んでいて、ルピナスの大きな
花壇が突然目の前に現れた時は、あまりの素晴らしさに息を飲みました。
紫と白のツートンはよく見かけますが、黄色と白の反転やオレンジ、青、赤、ピンクと実に多彩です
ネットで調べたらルピナスという語源はラテン語のオオカミからきていて、どんな土地でも育つ
たくましさから つけられた名前だと知りました。
日本では別名ノボリフジと呼ばれていて、藤に似た花が上向きに咲いている そのまんまです
本物の藤もちょうど見頃で、ルピナスと同じマメ科でした。
元々縁があったことに、なんだか妙に嬉しくなったのでした。

仙川のアオサンさんの天然酵母のパンに出会ってから
普通のパンでは物足りなくなってしまいました。
パリッと香ばしい皮は厚みがあってじんわりほろ苦くて
中のモチモチした触感と ほんのり甘い粉の風味との
相性が絶妙です。
ジューシーなカランツと大きめに砕かれたクルミが
ぎっしり入ったパンを頬張る瞬間の瑞々しい香ばしさは
格別で たまりません!
写真左上から時計回りにカンパーニュ、ドライトマトと
黒オリーブとチーズのフォカッチャ、キャラメル
クリームパン、イチジクとカシューナッツ、有機栽培の
小豆がたっぷり入ったもっちりしたあんパン、オレンジ
ピールとチョコとクルミ、カランツとクルミ
厳選された素材の天然酵母のパンなのに、毎日でも
食べられるお手頃価格も ありがたいです。 

直売所で売られている野菜で最近気に入っているのは
紅菜苔(コウサイタイ)という野菜です。
茎が赤くて茹でると緑色になって、茹で汁がキレイな
紫色になるのも面白くて、化学実験のようにグラスに
注いで、しばらく眺めています。
味は菜花のようで、ツルムラサキのようなツルリと
した触感と歯ごたえです。
さっと茹でて何もつけずに そのまま食べるのが一番
好きですが、癖がないのでどんな料理にも合います。
まだスーパーでは見かけませんが、とても美味しい
ので、ポピュラーな野菜になりそうです。

(c)niwa-coya
ニワコヤさんのクッキーの女の子達、可愛いすぎて食べられません。
表情やヘアスタイル、ファッションが毎回変わるのも お楽しみになっています。
商品を入れる袋は御家族でカラー広告の新聞を糊で貼って作っているそうで、マチまである
ひとつひとつ違う袋も捨てられずにとってあります。
お店の片隅に先日プレゼントしたカタツムリの抜き型のクッキーがあって、思わずニンマリしました
密かに人気みたいで、それもちょっぴり嬉しいです。
殻の真ん中を抜いてドロップを入れて焼いてみようかな、なんてニワコヤさんが言っていたので
ますますワクワクしてきました。
クッキーのレシピやカラフルな材料のネットショップを教えていただいたので、私も頑張って
チャレンジしてみようと思います。
お庭には春の花がいっぱいで、無造作に置かれた空き缶や小さな椅子が仲良くオハナシしている
みたいでした。
ちょっとしたことが大事なんだなぁとニワコヤさんに来る度 思います。


桜が散って淡いピンクの花びらの雪が消えたら、今度は赤いがくの絨毯です。
導かれるように野川の桜並木を歩くと真っ赤な公園がありました。
桜は何度も景色を変えて名残り惜しんでくれます。
花びらの下にこんなに可愛い赤いがくが隠されていたなんて、やっぱり桜は奥が深いなぁと
思いました。
次はいよいよサクランボ、毎年小さなサクランボが少しだけなるのです。
どこまでも続く長い桜のトンネルを見上げながら、ポツンポツンとぶら下がっているのを
見つけるのが毎年恒例の楽しみになっています。
つぼみ、花、若葉、がく、実、桜のフルコース、今年も全部堪能できそうです。

この時期、茹でたタケノコを販売してくれる直売所が
あるので、タケノコご飯にしたり、炒めものにしたり
タケノコ三昧です。
自生のセリも大きな束で売られているので、おひたしに
して沢山食べられます。
木の芽は近所の空地に大きな木があるので取り放題で
嬉しいかぎりです。
先日ラジオでタケノコご飯に入れる揚げはみじん切りが
よく馴染むと言っていたので、細かく刻んで入れました
木の芽も刻んでご飯に混ぜたほうが色も香り味も
いいようです。
友達に教えてもらった そら豆とトマトとモッツァレラ
チーズのサラダも季節を感じる一品になりました。

これからの季節にピッタリの靴を見つけました。
かかとが低いゴールドのあみあみサンダルは足首にベルトが
ついているので歩きやすそうです。
靴を変えただけで軽やかな印象になって、お洒落のポイントは
やっぱり靴なんだなぁと思いました。
ウオーキングシューズも何年も履いているので、新しいのを
探していたら、先日ちょうどいいのを見つけました。
モスグリーンの柔らかな革で、長時間歩いても疲れません。
見た目もお洒落な感じで、とても気に入りました。
靴が新しくなるとウキウキして何処かへ出掛けたくなります。


桜の次は新緑です。
ツヤツヤの若葉を見ると つい触りたくなって、何度も指で柔らかな感触を確かめました。
切り株に芽吹いた生命が空を目指して真直ぐ伸びようとしています。
飛行機雲が白いラインを描いて、見上げると水色の空に緩やかな1本の道
木立の向こうへ流れる ほうき星のようにも見えました。
ふと立ち止まって足元を見ると、蝶やテントウ虫が野の花に彩りを添えています。
タンポポ、レンギョウ、ヤマブキ、ナノハナ、ミモザ、モッコウバラ・・・
気持ちが明るくなる黄色い花が続いて心が軽くなりました。
そよ風が気持ち良くて、ずっと外の空気を感じていたい季節です。

明石に住む友人から今年もイカナゴのくぎ煮が届きました。
この時期はどの家庭でも作る瀬戸内の郷土料理らしいのですが
たっぷりのショウガで甘辛く煮た 旨味の凝縮した香ばしい
くぎ煮を熱々のご飯にかけると、いくらでも食べられます。
墨で書かれた心のこもった手紙と誕生日プレゼントのお菓子と
紅茶にも感激してしまいました。
いつもいいタイミングで手紙やメール、さりげない心遣いをして
くれる友人のお陰で、私の人生は何倍も豊かになっています。
毎年お盆とお正月には必ず会って、電話でも時々お喋りしたり
遠く離れていても いつも側にいてくれる友人ですが
小学校からずっと仲良しで、喧嘩したのは たった一度だけ
それも些細な事で、すぐに仲直りしてしまいました。
あの頃のまま、今も変わらずに友達でいられることに
心から感謝しています。


昨日の誕生日は友人が御馳走してくれて、ネネにもキャットフードをプレゼントしてくれました。
ネネは14才になって、まだまだ元気です。
私は41才・・・
まだまだこれからこれからです!!
40代は美味しいものを沢山食べて、思いっきり楽しもうと決めています。
きっと50代60代になっても同じだと思いますが、楽しい事を見つけてドンドン飛び込んで
みようと思うのです。
たまには失敗するかもしれませんが、それも人生だよと笑える自分がいて 現実を受け入れる度に
たくましくなれる気がします。
そんな自分に会えるのが嬉しくて、頑張れるのかもしれません・・
振り返ると結構 楽しい日々です。

アトリエnが2周年を迎えました。
この2年間、ずっと走っているような感じがしますが
まだまだ思いっきり走ってみたい気もします。
歩いたり立ち止まるのは いつでも出来そうで、実は難しいこと
なんだと ようやく気付きました。
宝物が見つかりそうな場所へ出掛けて「偶然」宝物を見つける
本末転倒なダイアリーですが、本質がすり変わっても
やりたかったことがありました。
それは語れるもの、語り合えることを見つけることだったように
思います。
変わり映えのしない日常からステキな瞬間をひねり出すのは
難しいことでしたが、暮らしをアートするように楽しい事を
仕込んでおくのはワクワクすることでもありました。
種まきするように これからも日々を積み重ねていきたいです。

友人の個展が土曜日までなので昨日は夕方銀座へ出掛けました
素敵な画廊に飾られた水彩画はどれも素晴らしくて、構図の
とり方や余白、額装にまでこだわりを感じます。
元町の雑貨店、クリスマスの食卓、青い椅子、竹富島の午後・・
以前写真を見せてもらった旅の風景もあって、そこにしかない
空気が絵の中にありました。
フイルムで撮影した写真を見て絵を描くと、前に聞いたことが
ありますが、デジタルでは捉えきれない微妙なニュアンスを
大事にしていることがわかります。
友人の絵を見る度、自分は何を大事にしているんだろうと
考えてしまいますが「軽さ」も私の絵の良さなので
まぁいいか と開き直るのでした。
夜の銀座、昼とは違う顔で 和光の時計も妖艶です。


ネネが泥だらけになって外から帰って来ました。
あんまり汚いのでシャワーで身体を洗ったら3ケ所ほど傷があったので、また喧嘩したようです。
以前はそのまま ほっとけば自然に直ったのですが、高齢なので化膿する前に病院へ連れて
行くことにしました。
抗生物質と痛み止めの注射をしてもらって4日分の薬を頂きました。
耳の傷はしばらく通院したほうがいいと先生に言われたので、完治するまでお世話になりそうです。
薬に抵抗があるので極力病院へは行きたくなかったのですが、ネネも私もそろそろ身体の
メンテナンスが必要な年令になってきたので、方針を変えて早めに検査や治療をするように
心掛けようと思います。
狂犬病のワクチンで病院はとても混んでいたのですが、ネネは籠の中で大人しくできました。
先生や看護婦さんが優しかったこともありますが、注射も平気で偉かったです。
薬の袋がお年玉袋のようにカワイイので、何ごともなかったように押入でグッスリ眠っている
ネネをバックに撮りました。
ネネも私も皆元気に年をとりたいものです。

陶芸教室の先生にイチゴ大福のカンタンな作り方を教えて
いただいたので、さっそく作ってみました。
白玉粉50グラムと砂糖50グラム(好みで調整)に水90グラムを
入れて、よく混ぜラップをして600ワットの電子レンジで3分加熱
(途中でよく混ぜて、水分が多い時は加熱時間を長くする)
片栗粉を敷いた皿の上に広げて、後は あんをつけたイチゴを
包むだけで完成です。
イチゴはそのままが一番美味しいと思って
たのですが
ジューシーなイチゴの酸味と濃厚なあんと滑らかな生地の
相性が良くて絶妙な美味しさでした。
イチゴの代わりにキウイやマンゴーでも合いそうです。

先日、菜の花に顔を埋めていたら通りすがりの人が
「いい匂いがするでしょう!」と声をかけてくれました。
薔薇や百合のようないい香りではありませんが、懐かしい
日向の匂いは 思いっきり吸い込んで、全身で感じたい
春の香りです。
チューリップも菜の花に似たひなびた香りがして、見ると
つい顔を埋めてしまいます。
4月生まれの私にはまた春が巡って来たことを実感する
ちょっとした儀式なのかもしれません
毎年いい事が起こる4月
楽しいことが仕掛けられている一番好きな月です。

自然食品のお店のアンケートに答えたら卵を頂きました。
洗浄していない卵らしいのですが、表面がザラザラしていて
色も微妙に違うナチュラルな色味で、なんだか可愛い卵です。
目玉焼きにしたら白身がツルンとして、とても弾力がありました
普段食べている卵とは やっぱり違うのが分かります。
再生紙の紙パックもいい感じで、台所の片隅にこの卵がある
だけで、いい雰囲気です。
ウォーホールデザインのキャンベルスープの缶詰も
まわりまでお洒落な雰囲気にしてしまうパワーがありますが
この卵も負けていません。

10年くらい前、上京した友人を泊めてあげたお礼に送られて
きたのがブロッサム・ディアリーでした。
手紙には「私の一番好きなCDです」と書いてあったのですが
その時はあまりピンときませんでした。
それがどういうわけか今では一番のお気に入りです。
日溜まりのような歌声に気分よく絵が描けるので、お仕事の
友にもなっています。
ジャケットの写真もキュートな魅力に溢れていて
日本語に訳すと「満開の花」という本名もパーフェクトです
愛らしい響きのBlossom Dearie
春にお薦めのCDです。

ニワコヤさんの6月の「ご近所展」にお声をかけて
いただいたので、DM用のイラストを描いて持って
行きました。
ニワコヤさんの屋根にはサボテンが生えているので
そのイメージでサボテンの煙突と小鳥とネコと
女の子です。
お仕事ではないので自由に描きました。
こんな感じのイラストを10点ほど描く予定です。
雑貨のような手頃な値段設定にしたいので
また水張り用の木枠を額にしました。
皆で楽しめる塗り絵も販売する予定です。
間近になったら詳細をお知らせしますね!


暖かな日が続いたと思ったら寒さが戻ったり冷たい雨が降ったり、行きつ戻りつの春ですが
それでも確実に日は長くなりました。
野川はまだ桜がたわわに咲いていて、花びらのような半月と川面に浮かんだ花びらが
夕暮れの中でメランコリックです。
アヒルが2羽カモと一緒に群れていたので河原に降りて写真を撮ると、小サギの雛もいました。
水鳥も仲間がいる場所がいいようです。
犬の散歩の人がヨモギを摘んでいて、何でもない光景が春の夕暮れの中では美しく感じます。
春はやっぱり恋する季節なんだなぁと思いました。


とても忙しくなってしまったので、時間を上手く使わないと日々の事をこなすだけで終わって
しまいそうです。
小間切れの時間で出来る手作りをしようと抜き型を また作り始めました。
薄いアルミ板を1.5センチ幅にカットしておくと、仕事の合間や思いついた時にやれるので
いい気分転換にもなります。
グラグラするアバウトな抜き型ですが接着剤で留めるようにしたら、ちゃんとした商品の
ように見えて、少しずつ種類が増えていくのも楽しみです。
写真はアトリエnのトレードマークのカタツムリ、トッピングシュガーを ちりばめて
レースペーパーを敷いたお皿の上に飾ってみました。
この抜き型で焼いたクッキーも そのうち紹介したいと思います。


自然のものが部屋にあると とても和みます。
人間も自然の一部なので音楽のように響き合えるのかもしれません。
先日紹介したムクロジの実と種は、ガラスの花瓶に入れて色とフォルムを楽しんでいます。
黒い種はパソコンの近くに置いて、ときどき手の中でじゃらじゃら転がしたり、握ってツボを
刺激したり、石のように堅いのでカチカチぶつかり合う音やひんやりした感触が心地よいのです。
梅の木に巻きついていた植物のツルをくるくるっと巻いて持ち帰って、木版画の額に引っ掛けたら
雰囲気が変わって面白くなりました。
乾燥した植物のナチュラルな色味は どんな場所やモノとも馴染むので、気分を変えたい時に
ちょっとアレンジしてインテリアのように楽しんでいます。
枯れたものが持つ何気ない美しさに心惹かれるようになりました。


4月は誕生日ラッシュです。
母、甥、友人、そして私とネネ
数駅先の千歳烏山に老舗の和菓子屋さんがあって、両親へのプレゼントやお土産は
そこで買う事が多いのですが、桜のカステラや梅のお饅頭、羊羹、お煎餅・・・
どれも美味しそうで選ぶのに迷いました。
甥には風船とシャボン玉セットと組み立てる玩具、姪は誕生日ではないけれど可愛い
編み物セットを見つけたので一緒に送ってあげようと思います。
いろいろ買物したらお腹が減ったので、久しぶりに広味坊で食べてかえりました。
豚角とナスのあんかけご飯と水餃子の大根おろしかけ、紅茶のお店ケニヤンにも寄って
まるごとリンゴのパイも食べてしまいました。
紅玉がまるごと1個入っている温かなパイにバニラアイスと生クリームが添えられて
ボリュームがあるのにリンゴが酸っぱくて さっぱりしているので、ペロリと食べれます。
チョコレートソースと生クリームのまるごとバナナもありますが、こちらは誰かと半分ずつが
ちょうどいい感じです。
腹ごしらえしてから また買物して、自分にご褒美の日にもなりました。

桜が満開になったらヒヨドリは来なくなりました。
窓辺に鳥がいないことに まだ上手く慣れないので
ミカンは枝にさしたままです。
昨年は桜が咲き終わった中旬過ぎまで来てくれていたので
今年は新年度と共に旅立ったことになります。
元気に見送らなければと思うのですが、あの可愛い姿を
思い出して何度も窓の方を見てしまいます。
ヒヨドリが残していった落とし物に、いろんな種が混ざって
いたので、集めてベゴニアの鉢に肥料のようにのせました。
芽が出て花が咲いたらいいな・・

実用書や広告、企業の情報誌のイラストが多くなりましたが
雑誌でもちょこちょこ描かせていただいています。
最近はツボやフィットネス、プレ更年期の特集でお仕事
させていただきました。
雑誌が好きで昔はよく買っていたのですが、この頃は送られ
てくる掲載誌を見るくらいになってしまって、ちょっと反省
しています。
第一線で活躍している先輩方は、外国の優れたデザインの
雑誌など年間購読されていると聞いたことがありますが
常に感性を磨く努力をされていて、見習わなければと
思うのでした。


昨日は野川の桜並木のライトアップがありました。
毎年1日だけ企業の御好意でライトアップされるのですが、闇の中に照らし出される桜は
例えようのない圧倒的な美しさで、他では見る事の出来ない素晴らしい桜に興奮しました。
今年は開花が早くお天気がパッとしなかったり寒かったりで、桜の印象が弱かったのですが
ベストタイミングでライトアップされて、土曜日ということもあり 沢山の人と見事な満開の
桜を分かち合えました。
闇と桜のコントラストが目の奥に焼き付いて、眩い光景が何度も蘇ってきます。

野川沿いには細長い小さな公園がいくつもあって、ペンキの
剥げたベンチに座って、ぼんやり空を眺めていると平和だなぁと
つくずく思います。
鳩も人を恐れていないらしく、近付いてもペタンと座ったまま
動きません。
柔らかな春の陽射しが桜のシルエットを地面に落として
その木の枝に別の鳩が止まります。
淡い桜の花びらが雪のように ひらひら舞って、錆ついた
滑り台も動物の遊具も じっと誰かを待っているように静かです。
別れと出会いが交差する新年度が いよいよ始まりました。
TOP
他のDIARY