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ふと足元を見たらアスファルトの道路とコンクリートの塀の 隙間からヒョロリとツクシが伸びていました。 ツクシを見るのは何年ぶりだろうと思いながら、子供の頃 土手で沢山摘んだことを思い出しました。 はかまを取って佃煮のように煮たのを一度だけ食べたことが ありますが、味は忘れてしまったのに しんなり茶色くなった 鍋の中のツクシは残像のように憶えていて春の夕暮れの中で ゆっくり時間が流れていたことも不思議と憶えています。 毎日追い立てられるように時が過ぎていくのが空しくて こぼれ落ちていく些細なことをカタチにしていたら、今月も 毎日更新になっていました。 変わり映えのしない日常ですが、お付き合いくださって ありがとうございます! |
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野川沿いの直売所では有機栽培の新鮮な野菜や手作りの食品が売られています。 クルミや黒大豆の入ったお餅や御漬け物をよく買うのですが、それぞれ量によって値段が違っていて 御漬け物は50円ぐらいからあるので、少しだけ食べたい時にありがたいです。 ベルを押すと奥から農家の方が出て来て「お餅はすぐに冷凍保存してくださいね」と言いながら 親切に売ってくださるのですが、生産者の方から直接手渡しされると よく味わって食べたくなります ここの白菜漬けは塩分控えめで ほどよく酸味があって、毎年楽しみにしているのですが 今年は不作で作れなかったことなど聞くと、食に対して無関心ではいられなくなります。 いつか自分でも野菜を作ってみたいです。 |
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野川の桜はほぼ満開です。 咲き始めるとあっという間なので時間を見つけて、ちょこちょこ御花見しているのですが 昨日は6分咲きだった桜並木が、今日はこんもり風に揺れていました。 今年は開花が早く気温も上がったので一気に咲いてしまいそうで焦ります。 のんびり御花見できそうもないので、お弁当を作ってお昼を河原で食べることにしました。 風が冷たいので人もまばらでしたが、少し離れた所でウサギも御花見していて、散歩中の犬が お弁当を覗き込んだり目の前をカワセミが飛んでいったり、楽しいひとときでした。 |
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皆勤賞のヒヨドリはこの窓辺をかなり気に入ってくれているようで、ミカンを食べ終わっても 長い時間じっと羽を休めています。 近くに行くとパッと飛び去ってしまいますが、少し離れた場所で動いても逃げなくなりました。 相棒と待ち合わせしているヒヨドリもいて、順番に仲良くミカンを食べて一緒に何処かへ 飛んでいきます。 ネネは野生の本能が騒ぐようでギャッギャッと興奮した声を出しますが、少し離れた場所から じっと見ているだけで、ヒヨドリの存在を受け入れているようです。 賑やかな窓辺も もう少しで淋しくなってしまいますが、一番しんどい冬の終わりにやって来てくれて ずいぶん和ませてくれました。 青い鳥は期間限定のほうが ありがたみがあるのかもしれません。 |
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病気関連の実用書のお仕事を頂いたので、出版社へ打ち合わせに 行きました。 5册分のカットなのでかなりの量です。 今年は実用書のお仕事が続いていて、説明的な細かいイラストを 1月と2月にそれぞれ1冊ずつ仕上げました。 沢山のイラストを一気に描くのは大変ですが、集中して大きな 仕事を成し遂げた後は、もの凄く力がつくのが分かります。 新しく決まった連載や単発のお仕事、カタログなど物理的に 時間がかかるものも同時進行なので、体調を崩さないように 気をつけて、いい絵を描きたいです。 打ち合わせの帰りにイチゴのクリームパンとフレンチトーストを 買って帰りました。 美味しいものを食べて頑張ります! |
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いよいよ桜が咲き始めて野川の桜も後数日で満開になりそうな勢いです。 まるく膨らんだピンクの蕾を眺めながらブラブラ歩いていたら、2週間ほど前から工事をしていた 場所に突然河原へ降りられる階段が現れて驚きました。 階段は何ケ所かあるのですが少し離れた所にあるので、ちょうどいい場所に出来て野川の散歩が さらに楽しくなりそうです。 さっそく河原に降りると子供達が魚を捕まえたり石を並べたり、まだ冷たい水の中で元気よく 遊んでいました。 綺麗な水が流れる浅瀬の川には鯉やカメ、カエル、小魚、水鳥が生息していて、草むらでは猫が ウトウトしてます。 犬の散歩をする人も多く、柔らかな土の上を嬉しそうに犬が駆けていくのは微笑ましい光景でした まだ蕾ですが御花見している人もいて、開花が早い今年の桜に階段が間に合ってよかったです。 |
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年齢的なこともあるのかもしれませんが身体にいいものが 一番美味しく感じるようになりました。 普段は和食を中心に玄米を好んで食べています。 疲れると青魚が食べたくなって、お酢をたっぷり入れて 煮魚にしたり、大根おろしを添えたり本当によく食べます お味噌汁にショウガのおろしたのを入れるようになってから 血の巡りが良くなって、アレルギーや冷え性、花粉症も 直ってしまいました。 病院ばかり行っていたのが嘘のようです。 毎日の食事がどんな薬より身体に効くことを実感しています |
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ものすごく久しぶりに映画を観ました。 群ようこさん原作のかもめ食堂は、フィンランドを舞台に 何だか可笑しな人々が織りなす話で、のんびりカモメが飛ぶ 空や、ゆったり街を歩く人々の空気が そのままじんわりと 伝わってくる いい映画でした。 主演の小林聡美さん、片桐はいりさん、もたいまさこさんが 実にいい味を出していて、演技を越えた本質がスクリーンに 溢れて、身近に引き寄せられたような親しみと、美味しい ゴハンを食べたような幸福感で、とても面白かったです。 旅行バックのデザインのプログラムは、フィンランドの森と 湖の美しい写真、撮影現場のイラストマップ、食堂の メニュー、シナモンロールとおにぎりのレシピなどなど 映画の空気がたっぷり詰まっています。 |
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図書館へ行く途中「ご自由にお持ちください」と書かれた 段ボールを見つけて、中を覗いたら昔懐かしいモノが いろいろありました。 古い家が多いせいか不要品が軒先に並ぶことが時々あります 綺麗な磁器のセットがあったのですが、置く場所が限られて いるので、実際に使いそうな木の鉢と青いガラスの灰皿を 頂くことにしました。 いい具合にニスが剥げた木の鉢は直径20センチ程で、お菓子を 入れたり料理を盛るのに ちょうどいい大きさです。 ガラスの灰皿に さっそく玄関横の乙女椿をいけたらレトロな 感じと よく合って花が引き立ちました。 さりげなく飾りたい時に活躍してくれそうです。 |
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冬の間は身体が冷えるのでヨーグルトを控えていましたが ようやく暖かくなってきたので、朝食やおやつに毎日登場する ようになりました。 冬に作っておいた金柑の甘煮とシロップをかけて、ユズの マーマレードと夏ミカンのマーマレードもトッピングした 豪華なヨーグルトを食べるのが最近のお楽しみです。 先日遊びに来てくれた友人達にも好評で、何かひとつでも コレ!というのがあると、いろいろ頑張りたくなります。 スパイスをブレンドしたジャムや季節のフルーツでコンポート なども作ってみたくなりました。 |
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神代植物公園の梅がちょうど見頃で、白とピンクの花が同じ枝から咲いている「輪違い」という 珍しい梅が満開でした。 濃いピンクの「紅千鳥」白い花の「月影」「満月枝垂」ロマンティックな名前の「宝合わせ」 「道知辺」いい香りにうっとりしながら花巡りしていると時を忘れます。 椿は後少しといった感じでしたが会館で椿展を開催していたので、いろんな花が見れました。 可愛らしい福寿草も気品のあるクリスマスローズも辺り一面咲いていて、嬉しかったです。 モミジバフウの実が転がっていたので拾っていたら、「あっちに綺麗なのが落ちてるよ」と 植物園の方が教えてくださって、行ってみるとコウヨウザンという大きな杉の松ぼっくりも 沢山落ちていました。 なんてお洒落な松ぼっくりなんだろうと思いながら、頭の中は枯葉と組み合わせたブラウンの リースのイメージが出来上がっています。 いつも導かれるようにここに来るのは、創作の源になる出会いがあるからかもしれません。 |
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昨日の吉祥寺では手作りの素材をいろいろ見つけました。 木工の店先で売られていた1個50円の木片は手作りのスタンプ 台木によさそうです。 前から手拭を作りたいと思っていたので、ユザワヤさんでは さらしを買いました。 10mで1000円程なので90センチの手拭が11枚作れます。 こちらもちょっと遊んでみるには手頃なプライスです。 布用のインクでスタンプしたり 、アクリル絵具で絵を描いたり 染料や草木で染めても面白そうです。 さらしは目の荒いのや細かいのやガーゼっぽいのがあって 真っ白な布を見ていると どんどんイメージが膨らみます。 虹色の手拭があったら いいかも・・ 経過をまた報告しますね! |
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久しぶりに吉祥寺へ出掛けました。 久我山に住んでいたいた頃は週に何度も来ていた街なのでホッとします。 雑貨屋さんやギャラリーをぶらぶらしてカフェ「横尾」さんでガムラスタンという野イチゴと サクランボのスウェーデンの紅茶をいただきました。 このお店は吉村和美さんの器が使われているので気になっていたのですが、細い高台にむかって 滑らかなフォルムが美しく、何種類もの釉薬を掛け合わせた すりガラスのような手触りの器は 素朴だけれどモダンでシンプルだけれど味わい深い絶妙なバランスです。 昨年から陶芸教室で器を作っているので たいへん勉強になりました。 写真は「4ひきのねこ」という名前の花屋さんの看板犬ギュル(トルコ語で薔薇)ちゃんです。 お店の裏には通い猫さん用のお水とドライフードが置いてあって、吉祥寺のあちこちで よく猫を見かけます。 この街の長閑さと懐の大きさと自由な雰囲気が大好きです。 |
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拾った石や木の実があちこちに点在しているミロのアトリエの写真を 何かで見た事が あるのですが、代表作の星座シリーズの絵のような雰囲気がありました。 たまたま拾った石も偶然見つけた木の実も創作の出発点になって、あの記号のような 独創的なフォルムへ繋がっていたのかもしれません。 私も散歩の道すがら目に留まったものを時々連れてかえるのですが、玄関の窓の細長い スペースに並べると、それだけでアートのように見えます。 先日拾ったカタツムリの殻は泥が付いていたので、洗って豆の木の根元に置いておいたら 翌朝、鉢の外にあって不思議に思いました。 持ち上げてみると殻の入口付近にカタツムリがいて謎が判明 しばらくアートの一部になってもらってから、元の場所に戻しに行きました。 |
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野川も春到来といった感じで、カルガモのヒナが4羽親鳥の後をスイスイ泳いでいました。 ダイサギとコサギは真っ白で本当に綺麗な鳥です。 コガモやマガモ、ユリカモメ、アヒルいろいろな水鳥を見かけますが、驚いたことに今年は 川鵜のヒナがいました。 小さいながら何度も潜って魚を捕まえています。 草が生い茂った浅瀬の河原には多くの生き物が生息していてヒヨドリ、ツグミ、ハクセキレイ カワセミ、アカハラ、メジロ、ムクドリ、ヒバリ、シジュウカラ、ウグイスなどの野鳥も 多く見ることができます。 水辺の青い宝石と呼ばれているカワセミは野川のアイドルで、気候のいい時期は望遠レンズの カメラがずらりと並ぶほど人気者です。 昨日は2羽のカワセミが光沢のある緑色の翼と、コバルトブルーの背中をキラキラさせて仲良く 水辺を飛んでいました。 私の3倍ズームのカメラでは上手く撮れないのが残念です・・ |
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いつの間にかプランターにタンポポが葉を広げていました。 何処からか飛んで来た種がすくすく成長したようです。 花壇にも少しだけ草が生えて、緑があるとやっぱり和みます。 なかなか手入れが出来ないのですが、一緒に引越してきた木のコンテナやテラコッタのウサギや ブリキのじょうろが古びて、いい雰囲気になってきました。 花壇の石は前に住んでいた近所のお宅で見かけて尋ねたら、御実家が石屋さんということで 分けていただいた錆石です。 赤っぽいのや黄色っぽい色、大きさも様々で全体を引き立ててくれるアクセントになっています 春先になると八百屋さんの店の横に破棄する段ボールと一緒に積まれている輸入アスパラガスの 木箱は 輸入国や場所によって形や印刷が違う立派な木箱ですが、お店の人に訪ねると たいてい快くくださるので、いろいろ活用しています。 気に入ったものが集まって、ほったらかしの庭も私らしい空間になってきました。 |
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まだカフェブームもない15年以上昔、当時働いていた神田の 画材屋さんの近くには、昔ながらの喫茶店が多くありました。 サイフォンで淹れたコーヒーのいい匂いの中で出会ったシナモン トーストの美味しさが今でも記憶に残っていて、ときどき無性に 食べたくなります。 厚切りのトーストにバターを塗って、グラニュー糖を振りかけ シナモンパウダーをたっぷりかけて、その上に砂糖なしの甘くない ホイップクリームをのせるだけのシンプルな組み合わせですが たったそれだけで幸せな美味しさになるのです。 シナモントーストを食べると いろんな記憶が蘇って、たまらなく 懐かしい気持ちになるのでした。 |
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いつも散歩している野川沿いにはいろんな猫がいます。 駐車場に集まっている毛色が似ている猫は兄妹のようで、仲良く日向ぼっこしています。 まったく警戒心がないのでちょっと心配してしまいますが、すり寄って来て遊んで欲しそうな 顔をしているので猫パンチの相手をしたり身体中を撫でまわしたり、実際はこちらが遊んでもらって いるといった感じです。 だいたい決まった場所に同じ猫がいて、ずっと続いている野川沿いを歩いていると お馴染みさんに会えます。 キジトラ、サバトラ腹白が多くて三毛やブチはあまり見かけなかったのですが、最近ネネに そっくりの八割れブチに会いました。 塀の上で爽快に眠る茶トラ、木陰から恥ずかしそうに覗いていたフジネコ、車の下に隠れて いたタキシード猫・・・ 連載小説の愉快な登場人物のようにクスッと笑わせてくれたり、驚かせてくれたり ふと淋しくなった時、当たり前のように存在してくれる心強い友達です。 |
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散歩の途中、野の花の絨毯でひと休みしました。 オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ナズナ、ウシハコベ・・・ 無心になって日溜まりに咲く小さな花と戯れていると子供に戻れます。 あまりにも可愛いらしいので少しだけ摘んでかえったら、小さな青い花が全部落ちていました。 雨や風に吹かれて踏まれても逞しく道端に咲いているのに、野の花は自然の中でしか 咲けないのだと、愛おしい気持ちになりました。 何度も水切りしてからガラスの花瓶にいけたら、翌朝青い花が沢山咲いていてビックリです。 たった一晩で花を咲かせる生命力と思いがけない花のプレゼントに心が動いて 精一杯自分の花を咲かせている小さな小さな花に勇気をもらいました。 |
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神代植物公園のバラ園の中央にある巨大な噴水は3段階に変化して見応えがあります。 バラが咲いていないこの時期は圧倒的な存在感で噴水が主役です。 以前、噴水巡りをしている人のエッセイを読んだことがあるのですが それ以来噴水が気になる ようになりました。 単純な性格なのですぐに影響されやすいのです。 とても綺麗な水のアートなのに それまで立ち止まって じっくり見る事はありませんでした。 あまりにも見慣れていて、噴水の美しさに気付かなかったのかもしれません。 どこかノスタルジックで愛らしくて、今は噴水を見かけると必ず立ち止まって眺めています。 噴水を眺めている自分も乙女チックで密かに気に入っているのでした。 |
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水栽培のヒヤシンスが咲きました。 陽射しが少ない場所だったので、開花まで150日ほどかかり ましたが、つぼみが膨らんでからは あっという間でした。 思いを託すように、かなり真剣に選んだ真っ白な花に 知らぬ間に溜め込んでいた感情が、すうっと流れていきます 根っこの方からニョキニョキ芽が出て不格好ですが 花が咲くまでの間、ほっこりした球根に和みながら 一緒にこの家で冬を過ごしたので、ようやく咲いた花は 特別に美しく感じます。 清々しい香りに背中を押されて、気持ちが軽やかに 動きだしました。 |
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いつの頃からかハチミツ好きになりました。 先日遊びに来てくれた友人達に頂いたハチミツは クローバーの花からミツバチが集めてくれたカナダ産で 透明度の高い上品な甘さです。 Hさんの札幌土産のハスカップの紅茶とよく合って 美味しくいただきました。 仕事で疲れた時に一さじ舐めたり、甘いものが欲しい時に ヨーグルトに加えたり・・ かなりの消費量ですが、ここ何年も病院のお世話になって いないのは、ハチミツのお陰かもしれません。 ハチミツ生活はこれからもずっと続きそうです。 |
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近所では鳩やニワトリを飼っているお宅が何件もあります。 農家の地主さんが多く住んでいるからかもしれませんが、越してきた当初は驚きました。 立派な小屋を与えられた鳩達は、日に何度か群れをなし空を旋回します。 グルグル規則正しく10周程飛んでから、全員そろってピタリと小屋に戻ってくるのは さながらショーようで、散歩中に遭遇するとラッキーな気分です。 ずいぶん前に朝日新聞で連載していた「片岡義男さんの絵本箱」で「HOME IN THE SKY」という 絵本が紹介されていてアマゾンで取寄せたことがありますが、ニューヨークの空を住処とする 鳩が緻密なコラージュで表現されていて、材料を整えるだけで2年かかったという作者の思いが 伝わってくる素晴らしい絵本でした。 美しい曲線やブルーグレーの羽、どこか親しみを感じるユーモラスな雰囲気 鳩には魅力がいろいろあって、私の写真にもよく登場します。 鳩のいる風景には物語があるようで、追いかけたくなるのかもしれません。 |
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近所に珍しい実をつけた大木があって前から気になっていたのですが、農家の方が通りかかった ので尋ねてみたら「ムクロジ」という名前だと教えてくれました。 ネットでで調べてみたら「無患子」と書いて、子が患わ無いという縁起の良い名前でした。 英名は「SOAP BERRY」 実はサボニンを含むため昔は石鹸として用いられたこともあるようです。 抗炎抗菌作用のある優れた石鹸になるようなので、夏に青い実で試してみようと思います。 カラカラに乾いて飴色になった半透明の実の中には、石のように堅い黒い種がひとつ入っていて 転がすとコロコロと鈴のようです。 この種は羽根つきの羽根の玉として活用されているそうで、そういえば何処かで見たような 気がしたのでした。 羽根つきの羽根は病気を運ぶ蚊を食べるトンボに似ていることから、子供が蚊に刺されて病気に なりませんようにと、年の初めに羽子板で羽根をを突いてオマジナイをしたといわれていますが ひとつひとつに意味があって、願いのような気持ちが繋がっていたことを知りました。 |
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ステキな花屋さんを見つけました。 仙川のLa chaumiere(ラ・ショウミエール)さんは フランス語で「茅葺き屋根の家」という意味だそうです。 カントリー調のインテリアでアレンジされた店内は アンティークのステンドグラスのドアがロマンティックで リースやキャンドルスタンドの小物も充実していました。 切り花は一輪でもゆっくり楽しめる種類が揃っていたので テーブルに飾る小さなブーケをお願いしたら、春の配色で ナチュラルシックに作ってくださいました。 水を吸い上げやすいようにラフィアで結わえられていて パリの花屋さんで花を買ったような気分になりました。 |
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いい季節なので友人達の展覧会のDMが続々と届きます。 昨日は成城学園、新宿、府中と駆け足でまわりました。 だいたい1週間しか開催していないので、気がついたら 終わっていることがけっこうあるのですが 2月はパワー不足で楽しみにしていた展覧会にほとんど 行けませんでした。 昨日は久しぶりにイラストレーターのYさんにお会いして クオリティの高い作品を拝見しながら仕事の話など聞けて とても勉強になりました。 Yさんは普段から落ち着いた雰囲気の方ですが 長年フラダンスをやられているせいか、絵もリラックス した空気が漂っていて、活躍している人は忙しくても 自分のペースを持っているんだなぁと感じました。 |
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昨日は深大寺のだるま市が開催されていたので、遊びに来て くれた友人達と一緒に出かけました。 開運のだるまを求めて沢山の人で賑わう境内は、高崎の上州 だるまと東京だるまが並んでいて、金、白、緑、青、ピンク いろんな色と大きさのだるまで賑やかでした。 露店も多く出ていて、美味しそうな匂いと昔懐かしいもので ごった返して、ぶらぶら歩いているだけで楽しかったです。 皆でおみくじをひいたらナント凶をひいてしまいました。 後にひいたCさんも よく混ざっていなかったようで私と 同じで、Cさんは前回も凶をひいたので二人して大笑いして しまいました。 |
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久しぶりに友人達が遊びに来てくれました。 料理が得意ではないので何を作ろうかといつも悩んでしまいますが、見栄えが良くて簡単な 料理を見つけたら普段からノートにスクラップしたり、レシピをメモするようにしています。 今日は時間が無かったので大皿に盛ったご飯に少しだけ寿司酢を振りかけて、レモンを絞った エビとタコ、醤油につけた いくら、彩りに冷凍の枝豆、アクセントにケッパーと白ゴマを トッピングした洋風ちらし寿司とグラタンを作りました。 グラタンはジャガイモとキノコとタマネギをバターで炒めて、小麦粉を振りかけ何回かに分けて 牛乳を加えると玉にならずにホワイトソースができます。 コンソメと塩コショウで味付けして、とろけるチーズをのせて後はオーブンにおまかせです。 栗原はるみさんの料理本で紹介されていた野菜をとり肉で巻いたのは、もう一品欲しい時に よく登場する電子レンジ料理で、切り開いたとり肉を塩コショウして、ハム、ニンジン アスパラを巻いてラップで包んで600Wの電子レンジで6分加熱、冷めてからラップごとカット すると きれいに切れます。 三つ葉を巻いてポン酢でさっぱりいただいたり、粒マスタードやナッツなどまわりにつけて アレンジしたり、簡単なのに美味しいのでお薦めです。 時間がある時は煮込み料理などでおもてなししたいと思いますが、余裕がない時は手抜き料理で 気軽にお招きしたいと思っています。 |
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先日、陶器でできた御内裏様がテーブルの下に転がっていて 凍てつきました。 油断していたのでネネに玩具にされてしまったようです。 なんとか無事だったので胸をなで下ろしましたが また悪戯されないように長皿に乗せて飾ることにしました。 北海道在住のマジョモリ通信さんから「みかわ工房さんの おひな様をたどってきたら素敵なページに巡り会えて嬉しい です」と先日メールをいただきました。 ブログでも紹介していただき、御縁を嬉しく思っています。 昨年、キッキストックホルムさんのダイアリーで知って すぐに購入した野雛は、たおやかな形とふっくらした表情が 優美で、とても気に入っています。 やっと出会えたお雛様なのに大切にしていなかったことを 深く反省しました・・ 壊れずにいてくれて本当にありがとう!! |
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自然に集まったガラスの花瓶をチェストに並べています。 その中のひとつに水を入れてアイビーを挿したのは たしか3年前 ほとんど陽が当たらない場所で、時々水を足すだけなのに 毎年春になると小さな葉をつけてくれます。 他の花瓶は使わない時はモノクロームの写真を入れて 写真立てにしているのですが、象の大きな檻の前に 立っている3歳の私が、いつもこちらを見ている気がして 時々ガラスの中の小さな自分を眺めます。 行きたい場所へ行き、言いたい事を言い、やりたい事を やれる逞しい大人になった今でも、何故か忘れられない 自分がそこにいるのでした。 |
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いよいよ3月、まだ寒い日もありますがようやく春です。 なかなかスタートできなかった事がゆっくりと動き出しました。 寒さを理由に先送りしていたこと、春になったらやりたかったこと、出かけたい場所 リストは膨大になっていますが、まずはのんびり春を感じようと思います。 先日、直売所に天然のふきのとうが並んでいたので、さっと炒めていただきました。 強い香りとほろ苦さが長い冬から目覚めさせてくれるようで、青々した春菊も春の香りが いっぱいでした。 菜の花、カブ、新タマネギ、グリンピース、春キャベツ・・ これから続々と旬の野菜が登場します。 スイセン、ジンチョウゲ、ハナモクレン、スミレ、ミモザ、チューリップ、サクラ・・ 待ってましたとばかりに花のリレーも始まります。 花粉が飛んで厄介な季節になってしまいましたが、やっぱり春が一番大好きです。 |