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最近はまっているのがハーゲンダッツのカスタードプディングです。
本当にカスタードプディングがアイスクリームになった感じで
ちょっとほろ苦いトロリとしたカラメルソースが錬りここまれていて
あまりの美味しさに毎日のように食べてしまって、破産しそうです。
仕事柄、右脳をよく使うので時々甘いものが欲しくなるのですが
疲れて元気が出ない時は気合を入れるためにいくつも食べています。
そうすると心も身体も頭もスッキリして、いい絵が描ける気がします
普段はなるべく買わないハーゲンダッツもこんなに凄いパワーになる
なら安いものです。
ご褒美がないと前に進めない性格なので、都合のいい理由を見つけて
いつも思いっきり自分を励ましているのですが、このダイアリーを
見返すと、ご褒美の合間に仕事をしているような感じがして
ちょっと反省・・・

こちらのリンクでも紹介しているyuraricさんのHPのダイアリー
「日々ころろ」の1周年企画プレゼントに応募しました。
クイズに答えると抽選で3版刷りの木版画はがき「笛吹く人と猫」が
頂ける企画だったので、前からyuraricさんの木版手刷りはがきを
コレクションしている私としては、どうしても欲しかったのですが
残念ながら当選できませんでした。
とってもステキな作品だったので、がっかりしていたら
今日ポストにyuraricさんから残念賞として、包みボタンに刺繍した
小鳥のシールが届いていました。
私も何度かカウンタープレゼントを企画したのですが、残念賞でも
プレゼントを頂けるのはホントに嬉しいものです。
yuraricさんのダイアリー「日々ころろ」は素朴なものづくりと
暮らしのひとコマが毎日綴られていて、私の日々の楽しみにも
なっています。

春の野菜が直売所に少しずつ並びはじめました。
つやつやした大きなカブは薄くスライスして、塩でよく揉んで
しんなりしたらさっと水で塩気を洗って、レモン汁と醤油を
垂らしてサラダにするといくらでも食べられます。
旬の野菜は甘味があって味がしっかりしているので、やっぱり
生でパリパリ食べるのが好きです。
カブのサラダは薄切りにするほどぬめりが出て美味しくなるので
こんな時に思い出したように包丁を研いでみます。
一人暮らしをしてからずっと使っている包丁ですが、たまに研ぐ
だけで今だによく切れて頑張ってくれています。
いつの間にか故郷よりも東京の暮らしの方が長くなってしまい
ましたが、私もまだまだ元気に頑張れそうです。


外で猫の鳴声がしたので窓を開けたら、ちょうど下の空地で猫が交尾をしていました。
しばらく様子を伺っていたら、ネネも興味深気に恐る恐る窓から一緒に覗きました。
メスの猫は可愛らしい声でミャ〜ミャ〜鳴いて、まだ子猫のような小さい猫です。
ネネは去勢をしているので羨ましそうにシッポを立てて、興奮してじっと見ていました。
オスの猫は半年程前から、お向かいの家の飼猫になったミーちゃんの兄妹猫のようです。
子猫の頃、近所のマンションのゴミ捨て場で一緒にいるのをよく見かけました。
よく太っているので何処かでゴハンを貰っているのかもしれません。
野良猫として無事にこの冬を過ごせて、ほんとによかったです。
ラブラブな猫達には寒さなんて気にならないみたいで昨夜も雨の中、2匹はしっかり
くっついていました。

本屋さんで素敵な絵本を見つけました。
うすい半透明の紙に渡邊良重さんの繊細なタッチの絵が美しく
印刷されていて、透けている後ろのページと重なり合って
ふわっと浮かんで消える幻のような世界に、内田也哉子さんの
日常のつぶやきのようなシンプルでナチュラルな言葉がさりげなく
散りばめられていて「ブローチ」というタイトルも含めて
なんだかとても気に入ってしまいました。
紙がとても薄いので必然的に、そおっとめくらなければならないの
ですが、大切なものを扱うように繰り返しページをめくっていると
いつの間にか絵本の世界とひとつになって、呼吸するように自然に
自分の深いところと繋がり合えたような静かな気持ちになりました
溜め息と希望が混じりあった今までにない透明な絵物語に
すっかり魅了されて夢心地になりました。

頭の中に今年の干支「酉」がインプットされているので、鳥に関する
ことをいろいろと発見しています。
散歩の途中で見かけた鳥は珍しい鳥でした。
全体に黄緑色の羽で尾が長く、一見セキセイインコのように見えました。
すっかり葉の落ちた大木の上で、かなり大きな声でけたたましく鳴いて
いたので気付いたのですが、しばらく観察していたら木の穴の中に
忙しそうに顔を突っ込んでいました。
ヒナがいるのか気になって見ていたら、同じ鳥がもう1羽飛んで来て
仲良く並んで木の枝に止まりました。
最上階の木の家は青空が広がっていて、実に快適そうでした。
移り変わる空と一緒に羽を広げたり、まどろんだり・・・
鳥の時間は自然の流れに従って、ゆっくりと流れているようでした。


先日ネットで注文した「キッキ ストックホルム」さんのクッキー型がポストに届いていました。
海外の商品をネットで買ったのは初めてですが、手紙扱いにしてもらうと小さいものだと国内
料金並に気軽に買えることがわかりました。
注文して1週間程で届いて、ほんとに便利な時代になりました。
ネコや小ブタ、ダーラヘストのクッキー型はとてもキュートで日本の型にはない洗練された
シンプルな可愛さがあって、見ているだけでイメージが膨らみます。
ステキなラッピングや子牛のメッセージカード、スウェーデンの切手をいろいろ貼って送って
くださったのも感激してしまいました。
今日はもうひとつポストに嬉しいお便りがありました。
明石に住んでいる友人からの手紙は万年筆の美しい文字で、最近観た映画や手作り石鹸のことが
便箋いっぱいに書かれていました。
カモミールの紅茶と入浴剤も同封されていて、外は寒いけれど心が一気にポカポカしました。
とても温かな1日になりました。

吉祥寺のユザワヤさんに画材を買いに行ったので、前から
行きたかったパン屋さんに寄って帰りました。
10年後も変わらない価値のものを提供したいということから
名付けられた「ダンディソン」(10年後)さんは看板が出て
いないので、ちょっとわかり辛いのですが、東急デパート裏の
「4ひきのねこ」という花屋さんの裏のお洒落なビルの地下に
あります。
天井まである木のドアをちょっとドキドキして開けるとお店の
人が一人ずつ付いて、丁寧にパンの説明をしてくれました。
今日私が買ったのは蕎麦粉50パーセントの天然酵母のパンと
マッシュルームのソテーがびっしり詰まった、バターが生地に
錬り込んであるキノコ形のパンと、干しぶどうがぎっしり
入った歯ごたえのあるパンと、甘さを抑えた白インゲンの
サックリしたあんパンです。
どれも無添加で天然酵母のパンは口に入れた瞬間に粉の良さが
わかるほど香ばしくて、外はカリっと中はモチモチした触感で
こだわりを感じるカッコよくて個性的なパンでした。


学生時代の友人達と河口湖へ1泊旅行に出掛けました。
お天気にも恵まれて沢山遊んでよく食べて、ゆっくり温泉に浸かって、とても愉快な楽しい旅でした。
湖の周辺には面白いお店がいろいろあって、ハーブ館や石ころ館で買物したり野沢菜がたっぷり入った
熱々のおやきを頬張ったり、夜は地元のワインを飲んで夜中まで騒いだり・・・
次の日は朝から富士急ハイランドでジェットコースターに乗ったり、屋外のアイスリンクでスケートを
したり、富士山と湖を見渡せる清々しい大自然の中で思いっきり旅を満喫してきました。
河口湖も美しかったけれど富士山を間近で眺めるのは本当に感動しました。
見ているだけですこやかな気持ちになって、毎日見る景色の中に富士山があったらどんなに
素敵だろうと思いました。
山梨県は新宿から高速バス(片道1700円)で2時間程なので、また機会があったら今度は果物の
収穫期にのんびりと遊びに行きたいです!

先日このダイアリーで紹介した陶のボタンが続々と焼き上がってきました。
色違いの粘土を錬り込んで金太郎飴のようにスライスして縞模様にしたものや、下絵具や釉薬で
色をつけたものなど、色々と可愛らしいボタンになりました。
最近ユザワヤさんで買ったカラー粘土や先生に分けて頂いたピンク色の粘土も、なかなかいい感じに
焼き上がって、ボタンの制作がますます楽しくなってきました。
陶のボタンは割れやすいので実用的ではないのですが、バックや小物のアクセントにしたり
セーターやスカーフのアクセサリーボタンにしても存在感があります。
私はブローチやペーパーウエイトや箸置きに利用しているのですが、嬉しいことに欲しいと言って
くださる方が何人もいらっしゃるので、沢山の方と陶のボタンを分かち合えたらと思い
オリジナル商品としてボタンの制作をはじめました。
まだサンプルを作っている段階ですが、錬り込み模様や花や鳥など商品になりそうなボタンも幾つか
カタチになってきて、ボタン好きの私にはコレクションが増えていくようでとっても嬉しいのです。
温かみのある素朴な陶のボタンを種をまくように、沢山の方にお届けできたらと思います。

本格的なスパイスを使ったカレーは家ではなかなか作れないので
外でごはんを食べる時に出番が多いのがカレーです。
写真はさっぱりした爽やかな辛さが気に入っている近所のカフェの
チキンカレーです。
一番よく食べるのは中村屋の「海の幸カリー」ですが
ホタテ、エビ、イカ、ハマグリがゴロンと入っていて海の幸の
エキスが溶け込んだマドラスソースは酸味とまろやかさが絶妙で
たっぷりのショウガとシシトウが食欲をそそります。
美味しいだけではなくて、このカレーを食べるとものすごく血行が
良くなって身体中がポカポカ温まりまるので、寒い時期は身体の
調子を整える為にも食べたくなります。

軒先でお庭の花を100円で分けてくださっているお宅があります。
素朴な花がバケツいっぱいにあって、いつも幸せな気持ちになります。
深大寺の近くなのでちょっと遠いのですが、どうしてもここの花が
欲しくなったので、てくてくと歩いて行ってきました。
今日は梅の枝ものがいろいろとありました。
たおやかな曲線の大振りの枝がカッコ良かったのだけど
テーブルの上に飾りたかったので、小枝を集めたブーケを選びました。
梅の花の香りって、どこか懐かしくてホロリとしてしまいます。
新聞紙に包んで抱きかかえるように大事に持って帰りました。
さっそくテーブルの上に飾ったら、寒々しかった部屋がほんわかした
春の雰囲気になって、やさしい香りが部屋中に広がりました。
たくさんついている蕾が自然の中で咲くように、この部屋でも
ちゃんと咲いてくれたらいいな・・

数年前から湯たんぽを使っています。
夜中に身体が冷えて目が覚めてしまうことが続いたので
なにかいい解決法はないかと、試しに使い始めたのがきっかけですが
コーディロイの厚手のオレンジ色の袋に入れて、布団の足元に入れて
おくと心地よい温かさが朝まで続いて、ぐっすり眠れるようになったので
今では寒い夜は手放せないほど、すっかり気に入っています。
経済的で環境にもやさしい昔ながらの優れモノを改めて見直してみると
忘れられたエコロジーなモノがまだまだありそうな気がします。
そんなやさしいモノを少しずつとり入れて、自分らしい暮らしを作って
いけたらと思います。

あまりにも寒いので今日の夕飯はシチューにしました。
鳥のモモ肉とタマネギとニンジンとジャガイモをバターでよく
炒めて、月桂樹の葉っぱを一枚入れてグツグツ煮込んだら
いい匂いの湯気がたちこめて、だんだん温かくなりました。
クリーム状のコーンの缶詰でとろみをつけて、グリンピースと
キノコを加えてコンソメとコショウでシンプルに味付けしたら
最後に牛乳をたっぷり注いで出来上がりです。
カンタンで栄養満点なのでいつも鍋いっぱいに作っておきます。
ネネも大好物なので、モモ肉を一切れ入れたシチューのお皿を
用意してあげたら、もっと食べたそうな顔をして食べ終えた
私のお皿をきれいに舐めてくれました。

深大寺の近くに農業高校があって、見学もできるので時々ぼんやりしに行きます。
大きな幹が何本にも分かれたみごとな山桜があちこちに枝を広げていて、枯葉やチップが積もった
柔らかな土を踏みしめて坂道を降りていくと、竹薮の中に大きな沼がいくつも現れます。
たいていは誰もいないので、一人でいると怖いくらいの静けさですが、耳を澄ますとその時にしか
出会えないご褒美を貰えることがあります。
ひっそりとした沼の水面には冬の景色が絵のように映っていて、大きな鯉が優雅に泳いでいます。
その向こうに広がるワサビ田には、綺麗な湧き水で育ったワサビが眩しく輝いています。
自然が折なす一期一会に心が動かされて、武蔵野の自然が残る大らかな空間にいると都会にいる
ことをすっかり忘れてしまいます。
幾重にも年輪を刻んでしっかりと大地に根付いている木立の中を歩いていると、心も身体も
浄化されて、迷いのようなものがすうっと消えていくようです。
ゆっくりと足元を確かめるように、透明な自分に会いに行く心持ちで歩きたくなる場所です。
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