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先日紹介したカリンの表面がかなりベタベタして、熟してきた
のでハチミツ漬けにしてみました。
よく洗って水気をふきとってから、皮ごと薄くスライスして
種ごとハチミツに漬けるだけなのでとってもカンタンです。
一緒にショウガのハチミツ漬けも作りました。
かなりのハチミツ好きなので、ハチミツ色のビンが台所に
並んでいるだけで嬉しくなります。
さっそくホットカリンにしていただきました。
ふわっと花のような香りが広がって、ハチミツと混じりあった
カリンエキスが喉を潤し、身体の芯までポカポカ温まりました。
気管支の弱い私はカリンとショウガのハチミツが家にあるだけで
なんだか安心してしまいます。
今年の冬の心強い風邪対策になりそうです。

打ち合わせの帰りに銀座にある月光荘画材店に寄りました。
来年の4月にこちらの店内にある画室で個展をさせていただくので、何度か下見をしておこうと
お店の方に展示方法を伺ったり、写真を撮らせていただいたりしました。
「月光荘」というロマンチックな名前は創業者と親交があった与謝野鉄幹、晶子夫妻が詠んだ
歌から名付けられたそうで、店内は職人さんが丁寧に作り上げた自家製品だけを取り扱っています。
純国産第一号の絵具や新色コバルト・バイオレット・ピンク(月光荘ピンク)の発明、世界油絵具
コンクール一位など、小さな画材屋さんですが、知る人ぞ知る世界に発信しているお店なのです。
お店の人気商品、ホルンのマークのシンプルなスケッチブックは、種類が豊富で嬉しいプライス
なので、まとめ買いしてしまいました。
個展に向けてアイディアをたくさんスケッチしようと思います。

ずっとヒヤシンスの水栽培用の花瓶を探していました。
花屋さんをあちこち覗いても、プラスチック製のものしかなくて
いったい何処にあるのだろうと途方に暮れていたら
先日、やっとハンズの園芸ショップで見つけることが出来ました。
さっそく玄関の窓辺に置いて球根をセットしました。
球根と花瓶がひとつになることで、オブジェのような存在感のある
ユーモラスで美しいカタチになりました。
どうしてあんなに真剣に探していたのか、やっとわかりました。
このカタチ、昔からとても好きだったのです。
これから、ヒヤシンスの成長と共に変化するカタチを眺めるのが
楽しい日課になりそうです。

国立にあるWILL CAFE さんで27日まで開催されている「moeとおいしい仲間たち」展に
行ってきました。
店内はきれいにクリスマスの飾りつけがされていて、moeさんのステキなカードやカレンダー
スタンプなど、かわいらしいアイテムがたくさん並んでいました。
楽しみにしていた特別メニューは、豆と野菜とお肉がたっぷり入った深い味わいのトマトベースの
スープと、低温でふんわりと焼き上げられたほんのり甘いLittle bakerさんの白パンと
さっぱりしたドレッシングのじゃこサラダでした。
WILL CAFEさんとFigueさんとLittlebakerさんのスイーツを、ちょっとずつ盛り合わせたプレートは
はちみつチーズケーキ、カラメル洋梨ケーキ、チョコオレンジケーキ、シュトーレン、リンゴの
タルト、いろんな味が楽しめる贅沢なプレートでした。
WILL CAFEさんが親しくされている方が作られた木彫りのサンタさんを、少し早い自分への
クリスマスプレゼントとして、家にひとり連れて帰りました。
栗の木の大きさや表情が少しずつ違っていて、とぼけた感じがたまりません・・
moeさんのカードとWILL CAFEさんのスパイスクッキーのオーナメントをお土産に頂いてしまい
今回も100パーセントハッピーなWILL CAFEさんのイベントでした。
どうもありがとうございました!!

(C) NANAUMI YOSIHISA
国立の「自由空間アートの庭」で28日まで開催されている七海善久さんの「夜長の燈」展は
普段、なかなか拝見できない大きな作品をじっくりと拝見することが出来て、見応えのある
異世界感を楽しむことが出来ました。
七海さんの灯は、障子の光を湛えた手漉き和紙ならではの穏やかな光です。
素晴らしいフレームワークは空間でフリードローイングするように作られていて、繊細で
伸びやかな独自の形態はすべて1点ものという、まさにアートしている灯なのです。
今日は美しい灯に囲まれて、素材や制作のお話をゆっくりと伺うことができました。
闇の中にぽっかりと浮かんでいる月のような灯に、すっかり魅了された展覧会でした。

久しぶりに映画を観に行きました。
香港映画「ターンレフト ターンライト」は台湾で大人の絵本ブームを
巻き起こしたジミー・リャオの「君のいる場所」が原作です。
広告会社のアートディレクターだった彼は急性骨髄性白血病を発病し
死と向き合ったことをきっかけに1998年から絵本の創作を
開始しました。
独自の感性で詩情豊かに繊細なタッチで描かれた絵本に比べると
映画の方はコミカルでポップな感じがプラスされていました。
彼には右に曲がる癖があり、彼女には左に曲がる癖があった。
金城武とジジ・リョンが彼と彼女になって織りなすハートウォーミング
な物語、原作者のジミー・リャオも家族と一緒に少しだけ特別出演
しています。

本格的に寒くなってきたのでガスストーブを出しました。
ストーブにあたりながら猫を膝にのせて、図書館で借りてきた
リンドグレーンの絵本を読みました。
北欧の絵本は素朴な温かいスープのようで、寒い季節に恋しくなって
読み返したくなります。
子供の頃、親戚の人にお土産にもらった絵本がリンドグレーンでした。
私には「やかまし村の子供たち」妹には「ロッタちゃんとじてんしゃ」
でした。
今から考えると、年令に合わせて一番いい絵本を本屋さんで相談して
選んでくれたのだと思います。
なにやら楽し気なお話に私も妹もワクワクして何度も読み返しましたが
本当の意味で、それらの絵本がどんなに素晴らしかったかを知るのは
大人になってからでした。
とても寒い日、子供の頃に出会った絵本を読みかえしながら
温かな記憶をたどりました。

友人がミニバンを買ったので、友人の家族といつものメンバーの総勢8人で鎌倉に遊びに行きました。
心配してたお天気も爽やかな行楽日和で車から海が見えた瞬間、皆でワァーと歓声を上げていました。
道中はずっ〜とお喋りが続き、それだけでもとても楽しいのに鎌倉の自然や文化を思いきり満喫する
ことができて本当にいい1日でした!
長谷寺で引いたおみくじの大吉も気持ちに弾みがついて、嬉しいお土産になりました
緑豊かな街の中は個性的なお店がいっぱいで、焼き立ての手焼き煎餅やクレープ、コロッケ、アイス
を食べながら宝探しのようにあちこち探索しました。
サーフボードを抱えて坂道を歩いている人、海辺を愛犬と散歩しているお洒落な家族、流暢な英語で
外国人観光客と話しているお店の人、ここに住む人達の洗練された空気も鎌倉の魅力です。
美しい街並とそこに暮らす人々を見ていると、自然や文化、自分達の生活リズムを大切に日々の
営みをされているのがわかります。
どこか毅然として、都心にはないゆったりとした空気が流れている鎌倉は、訪れる度に新しい
発見と感動があります。
いつかこの憧れの地に住めたらいいなぁと夢が膨らみました。

農家の人が木を揺らして黄色く色付いたカリンを落としていました。
ひとつわけてもらいたいなぁと思っていたら、次の日、直売所に
山になって置いてありました。
私の思いが届いたのかもしれません・・。
カリンが部屋にあると、バラの花ような高貴な香りが広がります。
昨年にひき続き今年もひとつ部屋に置いてみました。
コロンと転がっているカリンを見ているだけで、ほっこりした
気持ちになります。
カリンは喉の炎症を抑える効果があるそうで、喉が弱い私は冬場は
いつもカリン喉飴を持ち歩いています。
私にとってカリンは何かと気になる存在なのです。

ネネの里親のKさん宅へお邪魔しました。
Kさんとの出会いは、かれこれ12年も前ですが、年令を越えて通じ合える友人として、そしてお手本
にしたい人生の大先輩として、とても親しくさせてもらっています。
Kさんは地域の猫の保護活動をお一人でされていて、御自宅には目の見えない猫を含めて
現在11匹の猫がいます。
ネネは交通事故に遭って、腰の骨を折って畑に倒れていたところをKさんに保護されました。
生後5ヶ月で家に来た時は、すっかり元気になっていて、それ以来私の生活はネネと一緒に
面白可笑しく、とても楽しい日々になりました。

感性豊かなKさんとお喋りしていると、いつもあっという間に時間が過ぎてしまいます。
素敵な御自宅には古伊万里やボヘミアングラスが沢山あって、素晴らしい手際のよさでいつも
ササッと美味しい料理を作ってくださいます。
Kさんの料理は味はもちろんのこと、見た目の美しさ、香り、食感、そしてどの料理にも必ず
隠し味が入っているのです。
それはワサビだったりバルサミコ酢だったり、ジャムだったり高級なオリーブオイルだったりします。
違う味をほんの少し足すことで、旨味が際立って想像を越えた美味しさになるのです。
今日御馳走になったお料理の魚とキノコは私が伺う前に少し干しておいてくださったので
魚はカリッと香ばしく、キノコは旨味がギュッと凝縮されて、ものすごく美味しかったです。
ひと手間かけるのがとても楽しいとおっしゃるKさんの暮らしぶりから、私が影響を受けたことは
山のようにあって、Kさんに御会いする度に毎回キュキュッと感性を磨いてもらっています。

器好きが高じて建てられた御自宅のお庭のギャラリーでは、器のショップや企画展をときどき開催
されていて、Kさんのセレクトしたセンスのいいもので溢れています。
今日は前に頼んでおいた手彫の根来塗の重箱が入荷していたので、大切に持ってかえりました。
これからの季節、友人宅の忘年会にちらし寿司やお菓子やフルーツを詰めて持って行こうかな・・


蛍光灯が好きではないので、仕事以外の場所は電球にしています。
柔らかな電球の灯は空間を演出する一番のインテリアになるので
気持ちが落着くやさしいオレンジ色の灯にこだわりたいのです。
トイレと階段の照明はエジソン電球にしています。
フィラメントがきれいでとても気に入っています。
この心豊かになる灯を見ていると、いつか灯を使ったオリジナル
作品を作ってみたくなります。

友人の新しいアトリエに遊びに行きました。
築39年の平家の日本家屋は庭を入れると90Fもあって、駅から5分という近さで
お家賃は驚くほどの安さです!!
すごい倍率の中から面接で選ばれたそうですが、すでにこの家に何十年も住んでいるような
雰囲気の友人を見ていると、どうして選ばれたのか、なんとなくわかる気がします・・。
10帖程のフローリングの部屋に業務用のミシンを3台並べて、仕事をしているそうですが
来春からは、この広い家で刺繍の教室を始めるそうです。
友人のペット、亀のトメ吉は4年前は5cmぐらいだったそうですが、今では20cmぐらいの
大きさになっていて、元気にあちこち歩きまわっています。
偶然、道端で拾ったもう一匹の亀、マルコもかなり大きい亀です。
喧嘩しないように、それぞれヒーターの入った水槽が二つあってトメ吉はきちんと水の中で
糞尿をするそうですが、マルコはときどき床の上でするそうです(笑)
前のアトリエも不思議な雰囲気で面白かったのですが、この広々とした空間は友人の夢を
たくさん叶えてくれそうで、今後の活躍がとても楽しみです。

準備が遅くなってしまいましたが、5000HITのカウンタープレゼントを企画しました。
そんなワケで今日は大急ぎで、賞品の手描きノートを制作しました。
詳しい事はタイトル項目の「おしらせ」を見てくださいね!
ちなみに今回「5000」のカウンターを踏んだのは私でした(笑)
前回2000HITのカウプレの時は危うく1999を踏んでしまい、心臓が止まりそうになりました。
心臓に悪いのでカウプレは懲りたのですが、先日覗いたサイトで抽選のカウプレをされていて
これはいい!と思い、さっそく今回のカウプレで真似させてもらいました。
掲示板がなくて、ふだん気軽にコミュニケイトする場所を作れず、ちょっと気になっていたので
この機会に皆様のお声をきかせてもらえたら、とても嬉しいです。
プチなプレゼントですが、ぜひ応募してくださいね!!

外苑前のイチョウ並木の近くにあるギャラリー2104で、陶芸の先生の展覧会がありました。
毎年、春に鎌倉と秋に青山で展覧会をされていて、たいへんお金と労力のかかる穴釜作品を
何年も続けていらっしゃる先生は、ほんとうに凄いなぁと改めて感心しました。
陶芸をはじめて3年が過ぎましたが、飽きっぽい私がこんなに続けられるのも、きっと先生の
バイタリティ溢れるおおらかな人柄のお陰だと思います。
先生の作られる作品はダイナミックでぬくもりがあって、使うほどにいい色に馴染みます。
1年前の展覧会で譲っていただいたマグカップは、毎日使っていたらきれいな飴色になりました。
なんだか自分に近付いてくれたようで嬉しくなります。
今回の展覧会も新鮮な感動があって、私も作品を通して自分らしさを探究したくなりました。


今朝、目覚めたらサフランの花が咲いていました。
先日買った球根を窓辺に置いておいただけなのにグングン成長して
本当にあっという間でした。
強い芳香を放つ赤くて長い3本の雄しべは乾燥させるとスパイスの
サフランになるので、大事に使おうと思います。
土も水もなく、自力で成長してスパイスや染料や薬にもなる
サフランにすっかり魅了されてしまいました!
球根を大量に買って家の中でサフラン栽培してみようかな・・

先日、吉祥寺にある「Socks・Ciao」さんでフィードサックのハギレを買いました。
とびきりキュートなアメリカンビンテージ雑貨が並ぶ店内には、豊富な種類の布やボタンが
たくさんあって、欲しいモノばかりで破産しそうです(笑)
そんな中で私のお目当ては「5センチ角の種類の違う布10枚セット250円」という目玉商品です。
ポップで明るい色彩のレトロな絵柄がたまりません!!
フィードサックとは1930年代から50年代にかけて、アメリカの一般家庭で使われた穀物を入れる
ざっくりとした織りの独自の質感を持った布袋のことです。
この夢のある布は、当時からパッチワークなどに再利用されていたようです。
今回、私はストライプのカワイイ布を見つけて、ますます創作意欲が湧きました。
ステキなラッピングにも心がフワフワしました!

この頃のネネは魚の水槽から水を飲むようになってしまいました。
台所の餌置場と浴室のバケツにたっぷりと浄水器の新鮮な水を用意しているのに・・
きっと理由はいろいろあるのだろうけど、ネネの行動はときどき私の想像を越えていることが
あって、驚かされたり感心したりすることが多々あります。
先日は夜中に窓をスルスルと開けて脱走して、思いっきり夜遊びして帰ってきました。
その前は隠しておいたドライフードを見つけだして、二重になっている厚手の袋を破って
部屋中に食べ散らかしました。
かなり知能犯なので、こちらも油断できないのです。
美味しそうにガブガブ水を飲む水槽水飲事件はこれからも当分続きそうな気配ですが、魚達に
悪戯しないようなので、とりあえず気長に見守ることにしようと思います・・。
最近はいろいろなお宅の垣根でトケイソウを見かけるようになりました。
この花をはじめて見た時はとても驚きましたが、見れば見るほどほんとうに不思議な花です。
先日、散歩の途中ではじめて見る不思議な花を発見しました。
ビンを洗うブラシのような花が木の枝先に鮮やかに咲いていて、あまりにユニークなので
家に帰ってから、さっそくネットで名前を調べてみました。
特徴を入力して検索したらブラシノキという、そのままの名前だということが判明しました(笑)
トケイソウもブラシノキもとってもミステリアスなのに分かりやすすぎます!
ちなみにトケイソウの英名はパッション・フラワー、パッションは普通名詞のpassion=激情では
なく、the passion=キリストの受難のことだそうです。
雄しべの花柱をキリストに、副花冠を後光にたとえたもので、南アメリカを旅行中のスペインの
宣教師たちが発見したときの印象から名付けられたそうです。
ブラシノキの英名はボトルブラッシュ(ビン洗い)こちらはそのまんまです。
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