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ハッピーハロウィン!
今日、10月31日はハロウィンですね。
街を歩いていたら大きなカボチャをくり抜いて作られたオバケの
ちょうちんがいろんなお店に飾られていました。
お菓子をもらいに来る子供や仮装している人は見かけなかったけど
日本でもハロウィンがずいぶん定着してきたようです。
オレンジ色のキャンドルが揺れて、とってもきれいなカボチャの前で
写真を撮っている人がいたので、便乗して一緒に撮らせてもらったら
ワタシが作ったんですよ〜と嬉しそうでした。
来年は私も作ってみようかな、小さなカボチャで・・

小学2年生の姪から手紙が届きました。
学校でクマよけの鈴(黄色いヒモに鈴が二つ付いている)をもらったと書いてありました。
姪のことも心配だけど、食料難のクマさんのことも気になります。
近所にたくさん落ちているドングリを届けられたらいいのに・・・

散歩の途中で一休みした大きな木の下に、びっくりするほどドングリがたくさん落ちていました。
きれいにひきつめられたドングリの絨毯の上で、嬉しくなってしばらくぼんやりしていたら
草むらの中で発芽しているドングリを発見しました。
まだ柔らかくて白い芽が殻から3センチぐらいひょろりと伸びています。
どんな大木でも最初はこんな小さな種から始まるのだと、改めて生命の神秘に触れたような
とてもいとおしい気持ちになりました。
木の下で太陽の光を求めて、くねりながら成長したドングリの芽は生命を持つすべてのものが
生きるために同じ方向を向いていることを、そっと教えてくれました。

誕生日に毎年プレゼントを贈りあう友人がいます。
いつも世界にひとつしかない、手作りのステキなプレゼントを用意してくれる友人に
今年はいったい何をプレゼントしようかな・・
毎回ちょっと悩んでしまうほど、友人の誕生日は私にとっても特別な日になっています。
新しい気持ちでスタートする誕生日に喜んでもらえる贈物として、今年は手描きのビーグルの
麻ノートと自作の陶ボタンを贈ることにしました。
ノートの最初のページにバースデーケーキのイラストを描いて、HAPPY BIRTHDAYとスタンプ
したらシャンペンも描けばよかったかな・・なんて思いました(笑)
代わりにビール券のオマケをたくさん付けて、急いで宅急便を出しに行きました。
どうぞハッピーな誕生日をお過ごしくださいませ!

いい季節なので友人達の個展ラッシュが続いています。
今日が最終日の大坪紀久子さんの版画展「茜色の街の人々」は自由が丘のおしゃれなショップで
開催されていました。
大坪さんの作り出す世界はシンプルで温かみがあり、どこか懐かしい異国の匂いがします。
プレス機を使って凹凸をつける独自の技法で、見るだけではなく直接触れて感じることができる
作品を制作されていて、24枚の版画の作品を収めたステキなパッケージの作品集や、布にプレス
した作品など新たな試みもあり、今後の展開がとても楽しみな展覧会でした。

恵比寿の「ギャラリーまぁる」で27日まで高松ひとみさんが
「和紙の詩」展を開催しています。
高松さんの作品は本当に素晴らしくて、まるで油絵のような
質感の作品はすべて和紙で描かれています。
インクで染めた和紙を丁寧に貼って形どる作業は神業のようで
やわらかな和紙のやさしさがそのまま作品に宿っています。
高松さんの和紙の絵の中に大切な人を託したくて、肖像画を
頼まれるお客様もいらっしゃるそうです。
なんだかわかる気がします・・。
ずっと見ていたい、やさしい絵がたくさんの展覧会でした。
青山のオルネ・ド・フォイユさんでフレンチwebサイトのサンクカルネ
さんとプチココットさんがユニットを組んだイベント「とにかく行って
みたパリ」展は今日が最終日でした。
ようやく伺うことができて、お二人が作られた日常のパリの写真とコラムが満載のステキな冊子を買うことができました。
紙ものが好きで昔から集めているので、個人的な視点で作られた手作り
感覚の冊子にはほんとうにワクワクしました。
蚤の市やカフェの話などコーヒーを飲みながらゆっくり読んでいたら
ものすごくパリに行きたくなりました。

今日はお昼に深大寺の「雀のお宿」でお蕎麦を食べました。
深大寺には手打ちの本格的なお蕎麦屋さんが何件もあって、蕎麦まんじゅうやカルメ焼き
アンズ飴など売っている昔ながらの出店もあります。
深大寺には楽焼きの工房もあって気軽に絵付けも出来ます(20分程で焼き上がります)
ここの楽焼きは鮮やかな色が特徴で、種類豊富な土鈴は有名です。
けして広くはない場所ですが、お店の人におでんを貰っている猫や小さな池には鯉やカメや
カモもいてとても賑やかです。
ここではみんなが長閑な気持ちになって穏やかに過ごせるようです。
心身共にリラックスできる場所が家の近くにあってほんとうに幸せです。
またスイッチをONにしていろんな事をがんばれそうです。
そんな元気をくれる深大寺の空気をときどきこのDIARYでお届けしたいと思います。

毎日のようにスーパーへ買物に行く道沿いに大きな工場があります。
工場の周りをぐるっと囲んだ花壇には専属の庭師の方もいらっしゃ
るようで、季節ごとに植え変えられる花壇は素晴らしくて、いつも
楽しませてもらっています。
今年の夏は何故か野菜がたくさん育てられていました。
オクラ、赤ピーマン、ナス、カボチャ・・
普段よく食べる野菜ですが、花がたいへん可愛らしいのです。
もしかして花がきれいな野菜ということで花壇の花として選ばれた
のかもしれません・・。
愛らしく並んでいる「アイスクリームコーン」という名前のケイ
トウの隣には黄色いマリーゴールドが花盛です。
以前、白くて大きなちょっと珍しいマリーゴールドを買った時に
お店の人に「バニラ」という名前だと教えてもらったことを思い
出しました。
アイスクリームコーンとバニラを組合せたらすごくいいかも!
花の名前や花言葉、花にまつわるアレコレを、いつか絵本にでき
たら楽しいだろうな・・

無作為の美を探して今日は散歩してみました。
変色したトタン屋根のひなびた色、朽ちた壁のランダムな染み模様、
そして太陽に向かって伸びる植物のリズミカルな力強いシルエット・・・
計算されたものにはない驚きと感動があって、自然の中で風化しながら
解き放されてこの世にひとつきりしかないアートとして存在している
ようにもみえます。
そんな自由で伸びやかなクリエイティブな世界に触れると、喜びのような
感情が湧いてきます。
アンテナをピンと立てて自然の中に飛び込んでみたら、輝く場面や瞬間を
たくさんキャッチすることができました!

ずいぶん前に奮発して水彩の道具を一式揃えました。
セヌリエの固形水彩、アルシュの紙、そしてコリンスキーの筆・・
どれも最高級の画材ですが、情けない事にほとんど活用していませんでした。
先日、友人に頼まれてカードを作った時に、久しぶりに水彩の道具を出して遊んでみたら
とても面白くて、難しいと思っていた透明水彩が楽しく感じられました。
筆を使うのが苦手なので最初の入口でつまずいていたのですが、筆の変わりに消しゴムやスポンジ
レンコンなどの素材を使ってみたら、透明水彩の滲みやぼかしが気軽に表現できたのです。
ずっと憧れていた透明水彩、私には向いていないと諦めていたのですが、ちょっと視点を変えた
だけで、閉ざされていた世界が思いがけず開いたような感じです。
透明なきれいな色を自由自在に操ることはできないけれど、身近な画材としてこれから仲良く
付き合っていきたいと思います。

花屋さんの店先にいろいろな種類の球根が並んでいました。
最近みた葛飾北斎の図版の中に洒脱な一筆画のサフランの
スケッチがあったのを思い出しました。
ヒヤシンスの球根は水栽培が好きなのでときどき買うのですが
サフランはまだ育てたことがないので5つ入った球根の袋を
はじめて買ってみました。
植物辞典で調べたら水や土がなくてもこのまま成長して花を
咲かせることができると書いてありました(スゴイ!)
3本の雄しべは乾燥させるとスパイスのサフランになるそうです。
自家製のサフランがあったらブイヤベースにチャレンジできそ
うな気がします・・。
新たな目標も加わって、サフランの成長がとても楽しみです!

花瓶もそろそろ衣替して冬支度しようと思い、ガラスの花瓶から
陶の花器に変えてみました。
以前、陶芸教室で作った花器はボッテリとして釉薬もぼんやりして
いい出来ではないのですが、しっかりした色合いのリンドウや椿の
枝を生けたら、思いがけず温かな感じに馴染みました。
焼き上がりが気に入らなくて、ずっとしまいこんでいたのですが
遅ればせながらやっとお茶目なかわいさに気づきました。
実のついた枝ものや素朴な菊系の花なども似合いそうなので、
これからはたくさん活躍してもらおうと思います。

急に寒くなったのでネネは家にいることが多くなりました。
それでもやっぱり外の様子が気になるみたいで、窓から顔を出してじっと外を見ています。
最近ネネが夢中になっているネズミのオモチャは、先日ふと思いついて夜中に作ったものです。
中にマタタビの実をたくさん入れてしまったので、すごいことになっています(笑)
すでにボロボロなので新しいオモチャを作らなければと、丈夫なデザインをあれこれ考えています。
今度はパッチワーク風の布でサカナの形にしてみようかな・・
いっしょに作ったネネ専用の猫型枕も気に入ってくれたみたいで、ちょこんと頭をのせて気持ち
よさそうに眠っています。いい夢みれるといいな・・

先日、紅茶を買いに行ったら美味しそうなジャムがあったので
ためしに買ってみました。
フランスのジャム、ボンママンの「ミルクジャム」は濃厚なミルクキャラメルの味がしました。
蓋のチェックの色で種類がわかれているようで、茶色のチェックは
他に「マロンクリーム」というのがありました。
マロンクリームはマスカルポーネに混ぜるとすごく美味しいと聞いた
ことがあるので、はやく買ってみたかったのですが、とりあえず重い
ので今回は一番気になったミルクジャムだけ買ってかえりました。
黄緑色は果肉だけ、青色はジュレ(果肉が入っていないゼリー状)
金色にオレンジのチェックはちょっと高級なジャムのようです。
よく見かける50グラムの赤いチェックのプチサイズのジャムは
いくつもビンを集めたくなるキュートな魅力があって、フランスの
ジャムは味もデザインもステキだなぁと改めて感心してしまいました!


1年で一番いい香りの時期がやってきました!
朝、窓を開けると爽やかな空気と一緒にキンモクセイのうっとりする
香りが部屋いっぱいに広がって、夢心地になります。
近所にキンモクセイを生垣にしている家がたくさんあるので、
満開のこの時期は空気に色がついているような感じです。
一昨年の今頃、朝目覚めたらとってもいいお天気で、そして辺り
いちめんキンモクセイの優しい香りに包まれていて、気が付くと
新幹線に乗ってぶらりと名古屋に出かけていました(笑)
キンモクセイの香りには月の満ち欠けと同じように不思議な力が
あるのかもしれません・・。
懐かしい記憶が詰まったキンモクセイの香りに誘われて、どこか
遠くへ、また行きたくなりました。


雨の朝、ポストを覗いたらいろいろと入っていました。
1日に何度もポストを覗く癖があるので郵便が届いていると、とても嬉しいのです。
ポストの中には先日お仕事させていただいた本と雑誌が印刷物になって届いていました。
印刷の上がりをみるのは毎回ドキドキしてしまいます。
そしてお気に入りのショップのイベントの案内と懐かしい友人からの展示会のハガキが
ありました。
ハガキには最近は帽子を作っていて、月末にカナダに行く予定と書いてありました。
短い言葉だけど手描きの文字からは何か体温のようなものが伝わってきました。
私は筆まめではないのですが手紙を書くのは好きなので、お便りセットはカゴいっぱい
持っています(笑)
かわいい便箋や封筒があるとついつい買ってしまうのです。
ステキなポストカードは使うのが惜しくなるので2枚ずつ買うようにしています。
宝の持ちぐされにならないように、そろそろ誰かに手紙を書こうかな・・


御茶屋の看板娘、犬のマルちゃんは愛嬌満点のおりこうさんで近所の人気者です。
今日はマルちゃんのお店でお茶を買いました。
お茶はスーパーより御茶屋さんの方が断然おいしいと思います。
新茶やちょっと高級なお茶を味見させてもらえるのも御茶屋さんでの楽しみです。
普段いちばん出番の多い急須はやっぱり少しこだわりたいと思って、お気に入りの作家さんの
急須を長年愛用しています。
何度も焼きしめられた薄作りの急須は丈夫で使いやすく、たっぷりとお茶を入れることが出来る
のでたいへん重宝しています。
この急須がテーブルの上にあるだけで、なんだか上質な雰囲気になるのです。
よく使う湯呑みは蕎麦ちょこを湯呑み変わりに使っています。
どんな器とも相性がいいので、こちらも大活躍しています。


陶芸教室の仲間と信州の木島平に一泊旅行に出かけました。
稲刈りやキノコ狩り、温泉、テニスにカラオケ大会など盛り沢山のイベントで素晴らしいお天気
にも恵まれて最高にいい旅を満喫することは出来ました。
コスモスやリンゴ畑がつづく山道を奥に入ったところにある馬曲温泉は木島平の大自然が一望
できる絶景の露天風呂で、夜には満天の星がとてもきれいでした。
直売所で採れたてのリンゴや野菜を買ったり、手打ちの十割蕎麦を食べたり、冷たい湧き水を
飲んだり、おいしい空気と水に育まれた自然の中で大はしゃぎしてきました。

あっという間の楽しい旅でしたがたくさん収穫させてもらったお土産の野菜や花があるので
しばらくは旅の余韻を楽しむことができそうです。

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