他のDIARY
今日も雲ひとつない青空、陽射しも強く春の陽気です。
新しい連載が始まり今年も慌ただしいスタートでしたが
ヒヨドリやメジロが窓辺のミカンを食べに やって来たり
直売所で分けていただいた梅や水仙の香りに うっとりしたり
時の流れの中で自然の豊かさを受けとり日々変化していることを
ゆっくり成長しているヒヤシンスの球根や瑞々しい季節の野菜が
教えてくれました。
今年も忙しくなりそうな予感・・
季節は巡り 同じような繰り返しでも今日という日は たった1日
少しだけスピードを緩めて 立ち止まってみようと思います。

締めきりが続くと きちんとした食事は作れませんが
お味噌汁だけは欠かさないようにしています。
ニンジン、ジャガイモ、キノコの具沢山
刻んだショウガをたっぷり入れて栄養満点のお味噌汁です。
この時期はジャガイモの代わりに里芋が登場して
ホクホクつるんと とろけて身体が温まります。
風邪もひかずに お仕事を頑張れるのは このお味噌汁の
お陰かもしれません
写真はブリの切り身を加えた豪華版
自作のカフェオレボウルが丁度良い大きさで重宝しています

スーパーでキンカンの詰め放題をやっていたので参加しました。
これでもかといった感じで皆さん真剣
キンカンは大好物なので私も頑張りました。
山のように積み上げ 崩れるを繰り返し、同じように何度も
失敗している人と目が合って思わず苦笑
そんな大人達に混じって子供は軽々と山を作ります。
なんとかバランスをとってレジへ運ぶ途中、また崩壊・・
優しそうなお兄さんのレジに並んだので何も言われませんでした
柑橘類の中で一番小さいキンカン、ビタミンCの宝庫で凝縮した
甘味と香りと酸味が最高です。
皮ごと かぶりつく醍醐味は柑橘類の皮好きには たまりません!

今年の冬は暖かです。
直売所で分けていただいた梅が満開、玄関が良い香りで
満たされています。
つぼみを沢山つけた乙女椿も可愛らしいピンクの花を咲かせ
一足早い春といった感じ・・
ボリュームのある枝ものを いける花器がなかったので
植木鉢のカバーにしていたアジアンテイストの籠に水をはった
器を入れ代用しました。
バランスがとりやすく上手くアレンジできない私には強い味方
もう一回り大きな籠も何かと重宝して 暮らしに馴染んでいます

近所のスーパーで売っている炭と泥が入った洗顔石鹸
ビックサイズのお手頃価格で さっぱりした洗い上がりも
気に入っています。
アレッポの石鹸も近所で買えるようになって 人気商品は
どこでもウエルカム
私のイラストも余計なものが入らないシンプルさと奥行を
感じる質で勝負できたらいいのですが 自信がなくて
アレコレ付け足してしまいます。
このダイアリーも以前は5割増といった感じでしたが
最近は3割増ぐらいになってきました。
少しは引算ができるようになったかも・・
素で勝負するには まだまだ修行が必要です。

青山のギャラリーマヤさんで2月3日まで開催している
佐々木悟郎さんの新作展へ伺いました。
今回は水彩の他に油絵も登場
大きなキャンバスに大胆な構図でコラージュのように盛り込まれた
ペギー・リーやリチャード・ブローティガンが色鮮やかな色彩で
遊び心いっぱいに描かれていました。
懐かしいのに新しい ビビッドなのに優しい リアルなのに幻想的
光と影のようにお互いを際立たせて響き合う世界
また ひとつ悟郎さんの新しい世界を拝見して 瑞々しい感性と
変化を楽しむパワーを充電させていただきました。
かれこれ20年前、神田の画材屋さんで働いていた時
自分がイラストレーターになれるとは思ってもいませんでした。
当時から活躍されていた悟郎さんは雲の上の人・・
こうして個展に伺えることが とても不思議で とても幸せです。

今年はメジロも窓辺にやって来ました。
とてもよい声でチーチュル、チーチュルルルと さえずります
事典で調べてみると特にオスがよい声で、地鳴きはチー
だいぶ聞き分けられるようになりました。
スズメより小さくて綺麗な黄緑色、目のまわりの白い
縁どりと独特の体型がユーモラスです。
つがいでやって来ることが多く、微笑ましくて
また楽しみが増えました。
ヒエとアワを置いて今度はスズメも呼び寄せようかな・・
お家バードウォッチングは最高です!


以前 紹介した野良猫さん この頃は日に3度ゴハンを食べに来るそうです。
心配で出かけられないと嘆いていたお向かいさんに頼まれ、今日は私がお世話係り
いつもの時間より遅く11時半に1回目は登場、お向かいさん家の猫も窓から興味深気に
様子を伺っていました。
ドライフードを器に入れると待ってましたとばかりに無心に食べて また何処かへ
ちらほら雪が降ってきても お向かいさんが用意した寝床には入りません
なんだか寅さんみたいな猫です。
ぼってり大きくなっても チビと呼ばれていて お向かいさんの里親探しは難航している模様
寅さんシリーズはこの先も続きそうです。

お仕事が立て込んでいるので今朝は6時起き、まだ外は真っ暗です。
スパイスミルクティーとフルーツ、トマトとチーズのトーストで
エンジンをかけフル回転、集中できて はかどりました。
やっぱり早起きは三文の徳だと実感
普段は午前2時就寝8時起床ですが もう少し早く寝るようにして
今後は7時にはスタートしたいです。
写真は もうひと頑張りしたい時に飲むCさんの沖縄土産の黒糖ココア
天然珊瑚のカルシウム入りで深いコクと優しい味わいです。
今日も自作のマグカップで たっぷり飲みました。

今年も柚子のマーマレードを作りました。
今回は砂糖の代わりにハチミツを使用して甘さ控えめです。
袋いっぱいの柚子を100円で分けてくださる直売所のお陰で
柚子を絞って醤油と合わせたポン酢も手作り
ほんとうに贅沢だなぁと思います。
このポン酢、とても美味しくて茹で豚やサラダ、焼き魚
なんにでもかけているので注ぎ足しながら せっせと消費
夏ミカンやレモンなど 他の柑橘類でも作ってみたくなりました
ドンドン溜る柚子の皮は天日干しにして お茶パックに入れ
入浴剤として利用、種も優れた効用があるので捨てずに
ハチミツ漬けに・・
今年の冬も柚子にハマっています。

阪神淡路大震災から今日で12年
あの日を追悼するように11日ぶりの雨が降っています。
誰も予測できなかった地震は6434人の命を一瞬に奪っていきました。
負傷者43792人、全壊及び半壊棟数249180棟
その後の被害を含めると想像を絶する おびただしい痛みです。
今も「あの日」と同じ悲しみを抱きながら生きていると語っていた
御遺族の方の言葉が耳に残ります。
1995年1月17日火曜日 曇り 午前5時46分 気温3度 直下型震度7
あれから12年・・
そんなに時が過ぎたことさえ忘れていました。
風化する記憶をつないで御冥福と復興を心よりお祈りいたします。

部屋がキレイになると運気が良くなるという理由もあって
近年 掃除の本がブームです。
たしかに散らかった部屋がスッキリすると気持ちもリセットできて
やる気が出ます。
だらしない性格なので掃除は苦手ですが、今年は「掃除力」に
あやかりたいっ!
掃除で真っ先に浮かぶのが母、どれくらい掃除をする人かというと
お勤めしていた時、誰よりも早く出社して全員の机を拭き
お昼休みも全員の机を拭いてから残った時間でお弁当を食べ
仕事が終わった後もひとり掃除をしてから帰ったそうです。
何かの拍子に この話を聞いた時、母がスゴイ人に思えました。
父も負けず劣らず そういうところがあるので きっと私にも
その遺伝子は組み込まれているはず・・?!
遅まきながら今年は掃除を通して自分の中に眠っている力を
引き出したいと思います。


お正月気分が抜けた深大寺、ランドセルを背負った小学生が元気に参道を駆けていきます。
また普段の暮らしが始まりました。
茅葺きの美しい山門を入り常高楼で身を浄めお参り、元三大師堂の撫で仏と言われている
木像の賓頭盧尊者は体の悪い所を撫でると神通力で治してくれると言われているので
お疲れ気味の胃のあたりと顔を撫でてきました。
帰りに出店で熱々の味噌田楽を頬張りシアワセしあわせ・・
今年も幸せを沢山見つけられますように!

長年着込んで縮んでしまったセーターで
ポットウォーマーを作りました。
厚手のゴム手袋をして熱湯と洗剤で揉み洗いして毛糸が
ほつれないようにフェルト化してからアイロンで整え
適当にカットして手縫いでチクチク・・
相変わらずアバウトな手作りです。
デコボコの縫い目を隠す為にセーターの裾の赤い部分を
バイアステープのように縁どったら なかなかいい感じに
なりました。
フックにぶら下げられるようにして アクセントに木の
ボタンを縫い付け完成!
ついでに袖の部分でコースターも作りました。
10年近くお世話になったセーターだったので
こんなカタチで復活して手許に残ってくれて嬉しいです

昨日 手招きされたお店にメルヘンクーゲルの鈴がありました
前から ひとつ欲しいと思っていたので呼び寄せられたのかも
しれません
古代ケルト民族の修行僧たちが瞑想のために使ったという鈴は
シャララ〜ンと優しい音色
ひとつひとつ手作りのため音色や仕上げが微妙に違います。
鈴の中にはオルゴールの櫛歯と同じものが並んでいて ここに
小さな真鍮の破片がぶつかり神秘的な音が聞こえてくるのです
悩んだ末、お店で一番小さな純銀の鈴を選びました。
ペンダントヘッドにしたりお財布に付けたり
お守りみたいに いつも持ち歩きたいな・・


ランチを食べに2駅先の仙川までスタスタ歩きました。
トンカツの予定がバイキングランチをやっているカレー屋さんの前で足が止まり
急きょカレーに変更、途中モンジャとパスタ屋さんの前でも心が揺れました。
インドレストラン「アリガル」さんはインド人の方が作る本格的なカレーのお店で
ランチはチキンマサラ、ベジタブル、ナス、豆の4種類のカレーと各種サラダ
バーベキューカバス、ナン、サフランライス、ラッシー、チャイ、コーヒーがお代り自由
スパイシーなカレーはどれも美味しくて お腹いっぱい食べてしまいました。
帰りにアオサンさんで焼き立てのカシューナッツとイチジクのバゲットとクルミとチョコ
オレンジが入った天然酵母のパンとスコーンを買って、その後も あっちこっち・・
手招きされて日が暮れました。

今年も窓辺にミカンを置いたら直ぐにヒヨドリが遊びに
来てくれました。
プランターのビオラを ついばんでいるのを何度か見かけ
早くミカンをあげたかったのですが、帰省の間 中断したら
可哀想かと思いグッと堪えました。
写真は本日2個目のミカン
すごい食欲で細いくちばしでキレイに平らげていきます。
だいたい同じヒヨドリが来るのでピヨと命名することに・・
ピヨはこの窓辺が気に入ったようで長い時間 羽を休めたり
何度もやって来て すっかり寛いでいました。
毎年 冬の恒例になってきた食いしん坊の和めるお客様
また追ってレポートしますネ!

キャットシッターのTさんがネネのレポートと一緒に置いて
いってくださった大福茶
縁起の良い名前の緑茶は梅、昆布、黒豆が入っていて
とても美味しいお茶です。
飲み終わった後に湯のみの底で柔らかくなった昆布と黒豆を
食べるのも密かな楽しみ・・
コースターはお正月にコタツでテレビを見ながら編んだもの
今年は甥とよく遊んだので これひとつしか編めませんでした
テーブルの上の木は一昨年の夏にTさんがネネにプレゼント
してくださったマタタビの木で、今でも齧ったり舐めたり
一番の玩具になっています。

今年のお正月もネネはキャットシッターのTさんと上手に
御留守番できました。
何かあったら心配なので帰省中は病院の腎臓サポートドライ
のみの食事にしたら ちょっと不満だった様子
レポートを読みながらネネの1週間を振り返りました。
外出できなかったので昨日今日は思いっきり外へ駆け出して
なかなか帰って来ません。
写真は布団乾燥機でバルーンのように膨らんだ羽布団の上で
夢心地のネネ
ホカホカ温かいので この時期 最も気に入っています。
ネネの御機嫌をとる為に連日稼動中

今日は早く起きられたので快調な滑り出し
午前中に洗濯、掃除、買物を済ませて平常モードのエンジンが
かかりました。
気合を入れる為にお出掛け用のコットンパンツを普段着に
下ろして明るい色の新しい口紅をつけたら
鏡の中の自分が元気に見えます。
カレンダーとウイークリーメモにスケジュールを書き込み
仕事の締めきりを確認、段取を考えながら ちょっと焦ったり
今年も忙しくなりそうです。
机に向かっても まだ調子が出ませんが集中して丁寧な仕事を
していきたいと思います。
1日1日を大切に過ごしていきたいな・・


今朝は大きな雷で目覚めました。
予報では一晩で雪が80センチも積もると言っていました。
なんとなく不安な気持ちで東京へ戻る支度をして列車に乗り込み
祈るような気持ちで車窓を眺める
これから長い冬を迎える人達のことを思うと ちょっと泣けてきます。
長いトンネルを抜けると乗り換えの米原、ここまでが関西の味
売店のうどんの汁も透明です。
いまだに関東の黒い醤油スープに馴染めないので、米原が関西圏の人にはホッとする
分岐点かもしれません
そしてセンチメンタルも ここで終了、車窓がガラリと変わります。
途中、岐阜羽島の山間だけ雪が降りますが、後は雪がありません
重い鉛色の雲が消え晴れ間も覗くお天気
大きな川を いくつも越え静岡辺りに来ると快晴、傾斜に広がるミカン畑が眩しい程です。
日本海側から太平洋側へ横断すると つくずく不公平だと感じますが
この変化のある気候が日本なんだなぁ・・


庭の隅に残った雪で甥と飯事のような遊びをしました。
水と雪を入れたバケツにサザンカの花びらや つわぶきの葉っぱ、青い草の実を加えたスープ
甥は泥を混ぜて色水にしたり実験しながら近所の人も巻き込んでゴキゲンな様子
私は指示されて雪を運んだり、シャベルでかき回したり・・
甥が帰った後も飯事遊びは続きました。
夢中になっていたのは私の方だったのかもしれません
翌朝、バケツを覗くと凍ってキャンディーみたいになった葉っぱと花びら
霜が降りてクローバーもバラの葉も美味しそうなフローズンになっていました。


旅も今年の抱負に是非加えたい事のひとつ
そんな訳で「そうだ金沢、行こう」と お隣の石川県へ母と出掛けてきました。
下調べする時間がなかったので駅に置いてある「JRで行く街めぐり」のリーフレットを参考に
まずはバスで繁華街の香林坊へ、藩政時代の面影が残る長町武家屋敷跡を散策
土塀が続く道沿いに野村家の豪邸があり、素晴らしい庭と山水画の襖、お座敷、総檜づくりの
天井を見学させていただきました。
2階のお茶室で抹茶とお菓子を頂いて ゆっくり庭を満喫
金沢で一番古い飴屋 俵屋さんで米と大麦が原料の穀物の甘さだけで作られた飴をお土産に
歩いて10分程の尾山神社へ、和洋折衷の神門は重要文化財で5色のガラスが はめ込まれた最上階の
ご神火は金沢湾の灯台の役割を果たしていたそうです。
門の前に立つと海が近いのか微かに潮の香がしました。おみくじは吉
金沢城公園を見た後、代表的な加賀料理 鴨の治部煮で昼食
ワサビを溶いた 甘辛い汁に鴨や生麩がよく合って とても美味しかったです。
兼六園は宏大、幽邃、人力、蒼古、水泉、眺望の六勝を兼備するという意味があるそうで
江戸時代の代表的な林泉廻遊武大庭園は見応えがありました。
バス停近くに21世紀美術館があったので ついでに覗いて日帰りの旅は終了
さすがに近江町市場へは行けませんでしたが金沢の街は文化的な流れがあって
あちこちに用水が流れ緑豊か、観光に力を入れているのが伝わる立派な駅にも
風格を感じました。

今年も1日から妹が姪と甥を実家に連れて来たので賑やかでした。
妹の旦那様は お正月も仕事で、毎年献血をして新年をスタート
するのが恒例になっていて頭が下がります。
昨年は献血ルームに人が集まりすぎて時間がかかったそうです。
私の知らないお正月を知り、皆それぞれ新年の迎え方が
あるのだと思いました。
姪は書初めやピアノを張り切り、妹はよく食べ、テンションが
同じ甥と私はいつまでも外で雪遊び
父はビデオとDVD三昧
母は相変わらず掃除ばかりしていました。


今年のお正月はお天気に恵まれ穏やかでした。
実家に帰っても日課の散歩は欠かさず、近くの音楽堂の庭がお気に入りです。
暮れに降った雪が残っていて福井の県花水仙が元気に顔を出していました。
プラタナスの まぁるい実が風に揺れるのを立ち止まって眺めたり、樹皮がところどころ剥がれた
幹のユニークな柄に触れたり・・
体内時計が都会のリズムから郷里のリズムに変わる場所です。

毎年2日は両親と お年頭参りに出掛けます。
長女なので お寺のことを少しづつ覚えているところ・・
有り難い法話の後、御馳走やお酒をいただきながら新年会が
始まり、今年は くじ引きで浴衣と蕎麦、お茶漬けセットが
当りました。
写真は実家の側にある お宮さん
姪と甥が何やら熱心にお祈りしています。
子供の頃、大御堂を覗いたり、ここでよく遊んだことを
思い出しました。
右側に見える木は私が生まれた時に植えてもらった桜の木

明けまして おめでとうございます
今年もアトリエnを どうぞ宜しくお願いします
元旦は快晴、月曜が1日というのも新たな気持ちになって
幸先の良いスタートです。
今年の抱負は昨年に引続きメリハリのある規則正しい生活
寒くなって朝起きられなくなってしまったので生活のリズムを整え
時間を上手く使って、健康にも気をつけたいと思います。
情けない抱負ですが今年は貯金もしたいっ!
ムダ遣いばかりしているので毎月少しでも貯金をする習慣を
身につけたいです。
今年もやりたい事が山のようにありますが、あまり欲を出さずに
自分のペースで地道に積み重ねていけたらと思います。
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